子犬のトイレのタイミング 排泄の時間帯と「しぐさ」を観察!

寝起きは子犬が排泄しやすいタイミング
寝起きは子犬が排泄しやすいタイミング

 成功しやすい場所に子犬のトイレを移動することによって、成功率は上がったでしょうか? まだ失敗するという方は、子犬にペットシーツで排泄することが「いいこと」だと学習させる必要があります。そのためにはタイミングよくペットシーツに誘導して、成功したら即座にほめてご褒美を与えることが大切です。タイミングよくトイレに誘導するには、子犬が排泄する時間帯や排泄前の「しぐさ」がわからなければできません。今回は子犬の排泄のタイミングについてお話をします。

 

 

◆子犬は「寝起き」と食べた後などが排泄チャンス!

 あなたは子犬が排泄する時間帯や排泄前のしぐさがわかりますか?「いつでもどこにでも排泄してしまう」と思っているのであれば、それはたぶん観察不足です。


 規則正しい生活をしていると排泄時間は自然と決まってきます。下のトイレ日記を参考に、子犬が排泄する時間や場所、タイミングなどをメモしてみましょう。


 子犬が排泄しやすいのは寝起き、食べた後や飲んだ後、遊んだ後、どこかから帰って来た時などです。この中で最も予測しやすいのが寝起きです。我々が朝起きてトイレに行くのと同じように子犬も朝起きると必ず排泄します。寝起きはトイレトレーニングのチャンスなので絶対に失敗させないようにしましょう。同様に昼間や夜も子犬が寝て起きた時には必ずトイレに連れて行きます。


 また食べた後はウンチをしやすいタイミングです。胃に物が入ると大腸の動きが活発になって排便しやすくなるので、食後は特に良く観察しておきましょう。食後すぐに排便しないようであれば、トイレの近くでおもちゃなどで遊びながら子犬を良く観察しましょう。楽しく遊んでいたのに遊びをやめて匂いを嗅ぎながら部屋の隅っこでウロウロし始めたらトイレのサインです。失敗する前にトイレに連れていきましょう。

 

子犬をよく観察し、トイレのサインを見逃さないで
子犬をよく観察し、トイレのサインを見逃さないで

◆子犬がソワソワ、ウロウロしたらトイレに誘導

 また成犬になると、お散歩中に排泄することが増えますが、子犬は外出中には我慢する子が多いです。子犬のうちは捕食者から狙われないように自分の存在をアピールすることを避けるからです。外出から戻って安心すると排泄する場合が多いので、外出から帰った時、室内で自由にさせる前にトイレに連れて行くようにしましょう。


 また排泄する前のしぐさもよく観察しましょう。遊んでいたり、寝そべっていたのに急に立ち上がりソワソワした様子になったり、匂いを嗅ぎながらウロウロしたり、隅っこの方に行ったりします。また排泄の直前にはくるくる回ったりといったしぐさが見られます。排泄前のしぐさをよく観察して、タイミングよくトイレに誘導できるようにしましょう。


 成長とともに排泄頻度は減って来ますが、2、3カ月の子犬であれば1、2時間ごとにトイレに誘導してみましょう。

時間 排泄 場所 タイミング
6:00 オシッコ 〇トイレ クレートから出してトイレに入れた
7:00 ウンチ ×リビングの隅 朝ご飯の後すぐ
8:00 オシッコ ×ソファの横 散歩から帰ってすぐ
10:00 オシッコ 〇トイレ クレートから出してトイレに入れた
11:30 オシッコ ×ドアの横 おもちゃで遊んだ後

★★「こころのワクチン-子犬に教える人としあわせに暮らす方法」(村田香織著)より「第7章・トイレのしつけ」を参照

村田香織
獣医師、もみの木動物病院(神戸市)副院長。イン・クローバー代表取締役。日本動物病院協会(JAHA)の「パピーケアスタッフ養成講座」メイン講師でもある。「パピークラス」や「こねこ塾」などを主催、獣医学と動物行動学に基づいて人とペットが幸せに暮らすための知識を広めている。
この特集について
ペットのこころクリニック
犬や猫の問題行動に詳しい獣医師の村田香織先生が、ペットと幸せに暮すためのしつけや飼い方のコツをていねいに解説します。
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