愛犬の傷口をガードする洋服探し ワンコウェアは進化中!
体に急にできた「できもの」が破裂する「無菌性結節性脂肪織炎」と思われる病気で、愛犬に大きな傷ができてしまいました。太ももから腰にかけての微妙な場所で普通の包帯は巻けず、病院では筒状の包帯をアレンジし、傷口をカバーしてもらっています。
でも、動いているとズレやすいのが悩み。包帯をさらに外側からガードするため、愛犬ぷりぷりに服を着せることに。
早速ネットで検索。「犬」と合わせ「カバーオール」「オールインワン」「ロンパース」「つなぎ」といったキーワードでググりまくり、「これ、よさそう!」というアイテムをポチッと購入しました。
一つ目は「皮膚保護服エリザベスウエア」なるもの。健康な肌と同じ弱酸性をキープしてくれたり、吸湿速乾性に優れていたり。さらに縫い目が外側になっていて、皮膚を刺激しないようになってる。細やかな心配りに感心します。女の子用はベビーピンクで、すごくかわいい。
次は「アレルギードッグウェア」なるもの。皮膚病の改善をサポートするという高機能素材でできていて、傷の治りも促進する作用があるというハイテクウェア。なかなか傷口がふさがらず、ワラをもつかむ思いで、神頼みならぬ「生地頼み」です。
インディゴにブルーとグリーンのラインがシュッ!と入っていて、かっちょいい。着せてみるとアスリートっぽい仕上がりに。ぷりたん、なんだか速く走れそう!
どちらのウェアも体にぴったりフィットし、包帯部分もきちんとホールドしてくれて、ぷりも快適そう。しばらく一日中着せていたけど、しかし、一つ問題が発生しました。トリミングに行けず毛が伸びていることもあり、服とこすれて巨大な毛玉が多発してしまったのです。
毛玉は通院するたびに取ってもらいましたが、次から次へと発生。傷のある後ろ脚は仕方ないとして、前脚はなんとかしたい。そこで、前脚がカバーされていない服を探し始めました。
前回のワードに加え、「袖なし」「ノースリーブ」でネット検索。形を重視しているとはいえ、好みに合わない柄やデザインはちょっとなぁ……とブツブツ。しぶとく探していると、いい感じの服を発見しました。
それが、「メッシュインナー付きワッフルパンツ」。下半身はハーフパンツっぽく、上半身はタンクトップもしくはランニングシャツみたいな感じ。
試着すると……うーむ、レスリング選手っぽいつーか、裸の大将放浪記風つーか(笑)。ま、それはそれでかわいくてよろしい。
この服のいいところは、上半身のランニングは「インナー」という位置付けなので、重ね着ができること。早速、手持ちの服でレイヤードファッションを堪能中。昼はノースリーブ、夜寝るときは高機能ウェアで過ごしています。
それにしても、コスプレ系からハイテク系まで、ワンコ服はなんだかすごいことになっているなぁ。かわいくしてあげたい、健やかであってほしい……という家族の願いが表れているんですね、きっと。
発症から2カ月。なかなかふさがらない傷口に私の気持ちはふさぎ込みがちですが、オシャレを楽しみながら乗り切るぞ。がんばれ、ぷりぷり!
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