盲導犬育成をカレンダーで応援しよう 「育てる会」が販売中

色彩豊かに柔らかなタッチで描かれたチャリティーカレンダー=大阪府千早赤阪村
色彩豊かに柔らかなタッチで描かれたチャリティーカレンダー=大阪府千早赤阪村

 大阪府千早赤阪村の日本ライトハウス盲導犬訓練所の活動を支援している「盲導犬を育てる会」が、盲導犬が描かれたチャリティーカレンダーを販売している。売り上げは、同訓練所の盲導犬育成費に全額あてられる。


 カレンダーの絵は、イラストレーターの小山るみこさんが、同訓練所で育てていた盲導犬の写真をもとに柔らかなタッチで描いている。A4判(見開きA3判)で、価格は1部1千円(税込み・送料別)。会のオンラインショップや大阪市内の一部書店で購入できる。


 同訓練所では、年間約20匹の盲導犬を育てている。しかし、訓練するための費用は1匹あたり年間約600万円。行政からの補助は2割ほどで残りは、民間企業や個人、オリジナルグッズを販売している会からの寄付などでまかなっている。


 会はカレンダー7千部の完売を目指している。担当者は「カレンダーで盲導犬への理解を少しでも深めてもらえたら」と話す。購入、問い合わせは同訓練所内の「盲導犬を育てる会」(0721・72・0914)へ。


(渡辺元史)

朝日新聞
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