愛犬に突然できた「できもの」から大出血! 何が起きたの?

こんにちワン! 実はしばらく病院通いしてました。
こんにちワン! 実はしばらく病院通いしてました。

 夜、いつものように愛犬のハミガキをしようと抱き上げた私の手に、何かが触れました。右足の太ももから腰にかけてのあたりにポコッと何かができている。しこりというか、コブみたいに腫れているというか。

 

 なんだ、これ?

 

 毎日ブラッシングしたりなでなでしたり、愛犬ぷりぷりの体はよく触っています。特に以前、乳腺腫瘍ができてからは、日々細かくボディーチェックしてきました。こんな大きな「できもの」、もし以前からあったなら気づかないはずはない。

 

 改めてさわってみると、硬くはなく、やや弾力があってプヨっとした感じ。最初はただ腫れているだけだったのが、翌々日に病院に連れて行くころには地肌が少し赤黒くなっていました。

 

 問診、触診、血液検査。先生によると大きさは直径約4.5センチ。院内でわかる検査結果では、白血球や炎症反応などを含め、まったく問題が見当たりませんでした。

 

「院外検査の結果を待ちましょう。もしかしたら破裂するかもしれないから、気をつけて見てあげてね」

 

 先生にそう言われ、帰宅。2日後、先生の予告どおり患部が破裂し血が混じった膿(うみ)?のようなものが出ました。すると、それまでは元気だったぷりぷりが何だかグッタリ。ベッドに横たわるのに寝ていない。そして、目だけジーっと私の方を見てる。何かを訴えるかのように。

 

 なんかおかしい。すぐに病院へ。

 

ビフォア。元気がなく、駆けつけた病院の待合室で。
ビフォア。元気がなく、駆けつけた病院の待合室で。

 診察台に乗せて先生が触ると、すでに破れていたできものがさらに大爆発! ものすごい勢いで出血しました。ぷりは痛いのか暴れまくり、処置する先生の手にかみつこうとし……。目の前の光景に、ぶっ倒れそうになりました。

 

 実際、うろたえる私の顔からはみるみる血の気が引いていったらしく、「お母さん、真っ青だけど大丈夫?」と先生や看護師さんたちから心配される始末。ぷりぷりのことになると、本当にダメ母です。

 

アフター。できものから大出血した直後の愛犬ぷり。エリザベスカラーをつけられても嫌がる余裕がないほどヘトヘトに。
アフター。できものから大出血した直後の愛犬ぷり。エリザベスカラーをつけられても嫌がる余裕がないほどヘトヘトに。

 処置を終えた先生は、「院外検査の結果が出ていないので、まだなんとも言えないけれど」と前置きした上で、考えられるいくつかの原因を説明してくれました。

 

 ひとつは、虫に刺されるなどで傷がつき、化膿するなどしたケース。もうひとつは「無菌性結節性脂肪織炎」という病気のケース。

 

患部は包帯が巻けない微妙な場所なので、獣医さん特製のバンデージで傷口をガード。
患部は包帯が巻けない微妙な場所なので、獣医さん特製のバンデージで傷口をガード。

 どちらにしても、破裂した患部は見るも無残なほどぐちゃぐちゃで、足には大きな穴があいています。

 

 一体、ぷりぷりの身に何が起きたの?

 

 混乱と不安の中、病院通いが始まりました。(つづく)

中津海麻子
フリーライター。「酒とワンコと男と女」をテーマに、ワインや日本酒や食、ペット事情、人物インタビューなど幅広く取材、執筆。JALカード会員誌「AGORA」、同機内誌「SKYWARD」、「ワイン王国」「朝日新聞デジタル &w」「好書好日」などに寄稿。

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