猫たちのお留守番 一番の心配事は、飼い主の“猫不足”?
猫たちだけのお留守番。年々慣れていくものかと思っていました。しかし実際はその逆で、年々心配になっていく私です。
別に、猫が病気にかかっていて目が離せないわけではないんです。イタズラするようになったわけでもありません。それでも、旅行などで数日家を空けるのが、なんだか心配……そんな昨今なのです。
など言いつつも、先日は2泊3日の旅行に出かけ、いつものペットシッターさんに留守をお願いしました。本当は3泊したかったけど、猫が心配で2泊に留めました。
ちなみに、ペットシッターさんを頼んだときの流れはこんな感じです。
事前にシッターさんに合鍵を預け、エサの量などの打ち合わせを行い、当日はエサのセッティング、猫トイレの掃除もしてもらって、猫が望めば遊んでもらうこともできます。1回につき1時間~1時間半程度の滞在で、料金は2000円~2500円程度。
今回の旅は、1日目の朝に出かけ、3日目は夜に帰宅するため、丸3日間家を空けることになります。シッターさんには今回、2日目の日中に来てもらうことにしました。
数日家を空けるときに最も心配になるのは、キジトラ・モモのことです。
数年前、旅行から帰ると、背中に小さなハゲができていたモモ。おそらく、“過剰グルーミング”によるものでした。
私たちがいないことがストレスになるのか、シッターさんの訪問がストレスになるのか、単に退屈だから身体をなめすぎていたのかは、わかりません。
元々モモは、留守番に関係なく、過剰グルーミングをしやすいので、気を配る必要がありました。今は、お腹をなめすぎて毛が薄くなっているので、これ以上なめすぎると赤くなってしまう可能性があります。
シッターさんに相談すると、「では、今回はモモちゃんと沢山遊ぶようにします」と言いました。
何度も同じ女性シッターさんに来てもらっているし、そろそろシッターさんの訪問自体がストレスになることもなさそうなので、手厚くかまってあげる方向で試してみることにしたのです。
旅行中は、猫のことを度々思い出し、会いたくなりました。
「猫が心配」とか言いながら、単純に自分が猫と離れているのが淋しいというだけだったのか……。“猫不足”の状況がこんなに淋しいなんて。
モモは身体を舐めすぎていないだろうか……あんずは暇を持て余して暴れていないだろうか……など想いを馳せていると、シッターさんから報告メールが来ました。
「あんずちゃんと遊んでいると、モモちゃんが待っているときに身体をなめるような仕草をするので、モモちゃんと重点的に遊びました。7割くらいモモちゃんとの遊びになったので、帰ったらあんずちゃんと遊んであげてくださいね」
あんずは、モモに遊びを譲ってあげていたのか……。優しい子、早く遊んであげたい~。
そんなこんなで3日目の夜、自宅に帰ると、あんずが玄関で待っていました。ニャンニャンと嬉しそう。
問題のモモの身体をすみずみまでチェックすると、ハゲもなく、なめすぎているような箇所もありませんでした。
良かった、おりこうに留守番できたね!! シッターさんの手厚い遊びが功を奏したのかもしれません。
その夜は、モモをたくさんなでまわし、あんずと遊びました。
以前は、「猫は家にさえいれば、安心」「2匹で淋しくないから、家主がいなくても問題ない」「ペットシッターさんが世話してくれるから大丈夫」など思っていたし、実際そうなのですが、今は猫たちの問題以前に、私が猫に会いたくなってしまうことから、家を1日以上開けたくなくなってきました。
まぁ、しばらく旅行の予定はないので、存分に猫との暮らしを楽しみたいと思います。
(ヤスダユキ)
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