えさや水与えず虐待容疑、猫カフェ経営の男を書類送検
鹿児島南署は14日、鹿児島市の猫カフェ「にゃんcafe猫之坊」を経営していた住所不定、風俗営業店運転手の男(40)を動物愛護法違反(虐待)容疑で書類送検し、発表した。容疑を認め、「経営難から家賃が払えなくなった」と供述しているという。
同署によると、男は今年6月ごろ、同店内で猫17匹を不衛生な環境下で、えさや水をやらずに飼育し、虐待した疑いがある。店内には、猫の排泄(はいせつ)物がたまり、4匹は死んでいたという。
6月21日に、店があるビルの家主が「6月上旬から経営者が行方不明になり、猫を放置している」と市に連絡があり発覚した。
男は、7月上旬に同署に出頭。店内にいた13匹の猫のうち、3匹はNPO「犬猫と共生できる社会をめざす会鹿児島」(鹿児島市)が引き取った。残りの9匹は新しい飼い主に引き取られ、1匹は飼い主を希望する人が見つかったという。
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