おっぱいに「しこり」発見⁉︎ 愛犬の手術でオロオロ

まるでエリマキトカゲ(懐)。かわいそうだけど、ちょっと笑える
まるでエリマキトカゲ(懐)。かわいそうだけど、ちょっと笑える

 いきなりエリザベスカラー姿で失礼します。実はわが家の愛犬ぷりぷり、手術をしました。

 

(末尾に写真特集があります)

 

 ぷりはよくおなかを出して「なでてー」とせがむのですが、ある日、いつものようになでなでしていた指に何かがコリっと当たりました。


 ん?


 慎重に触ると、5ミリ四方ぐらいのしこりが! さらによーく調べると米粒よりももっと小さいぐらいのポチッとしたものもある……。


 慌てて動物病院へ。二つとも「乳腺腫瘍」と診断されました。


 年齢とともに発症が増えるという乳腺腫瘍。悪性と良性があり、半々の確率だとか。腫瘍に外側から針を刺して細胞を採取する検査法があるとネットで事前に調べていたので、先生に聞くと、「悪性か良性か、確実に判別はできない」。結局は、手術して腫瘍の細胞を病理検査しないと特定できないと言います。


 ぷりは若いころはIBD(炎症性腸疾患症候群)、シニアになった今は胆泥症などの持病がある「一病息災ワンコ」。1カ月半に一度は通院しており、とりあえず経過観察することに。自宅では、毎日のブラッシングやおなかをなでる時に、大きさや状態のチェックを欠かさないようにしました。


 でも、爆弾を抱えているようで気が気ではありません。この6月に10歳になったぷり。年齢とともに全身麻酔のリスクも高くなる。そこで、手術することにしたのです。


 前日は夜8時までに食事を済ませ、以降は絶食絶飲。翌朝、病院へ行く準備をしていると、私の顔をじっと見て無邪気にこう訴えるぷり。


「ねぇねぇ、ごはんまだ?」


 う……ごめんよ。心を鬼にして、腹ペコのぷりを連れ病院へ。看護師さんに預けると、めちゃくちゃ不安そうな顔でこっち見てる。


「ぷりたん、がんばって!」


 そう声をかけて送り出したものの、がんばらなきゃいけないのは私の方だった。


 自分のことなら「なるようにしかならん」と腹をくくれるのに、ぷりのこととなると「お母さんは心配性」。手術が終わったら先生が電話をくれるというので、スマホを握りしめオロオロそわそわ……。心配しすぎて吐きそうに(笑。そのときは笑いごとじゃなかったけど)。


 手術は2時間ほどで終わり、先生から「無事に終わりましたよ」との連絡が入りました。ホッ! 開腹手術ではないので、夕方の段階で問題がなければ、なんと夜には自宅に帰ってもOKとのこと。


 お迎えに行くと、エリザベスカラーをブンブン振り回しながら喜ぶぷり。半日ぶりの感動の対面です。でも、傷口が開いたら大変! 駆け寄って抱きしめたい気持ちをグッと抑え「どう、どう、どう」……って馬か。


 術後なのでその日は引き続き絶食。翌日の朝ごはんは、丸一日食事を抜かれたせいか、ものすごい勢いでガツガツ! 「ひとかけらも逃さず食べるんだワン!」とばかりに必死な食べっぷり。そのたくましい姿にホッと胸をなでおろしました。


 抜糸と細胞診検査の結果はこれからですが、とりあえずは一段落。体力が有り余って家の中を走り回るようになり、先生の許可を得てお散歩も再開しました。術後服のままだけど。。。

中津海麻子
フリーライター。「酒とワンコと男と女」をテーマに、ワインや日本酒や食、ペット事情、人物インタビューなど幅広く取材、執筆。JALカード会員誌「AGORA」、同機内誌「SKYWARD」、「ワイン王国」「朝日新聞デジタル &w」「好書好日」などに寄稿。

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