飼い猫の名札を無料配布 災害時に飼い主の元に戻れるように

災害時などに逃げ出した飼い猫が、飼い主に戻されやすくするために、川崎市は猫の首輪につけるネームホルダーと名札を無料で配っている。ホルダーは青とピンクの2種類。名札はトラ模様など4種類で、飼い主の名前や連絡先などを書けるようになっている。
同市は昨年度まで4年連続、犬の殺処分ゼロを続けている。猫も減っているが、昨年度は4匹を処分した。市によると、屋内で飼うことがまだ徹底されていない猫は、外で交通事故に遭ったり、交尾してしまったりすることがある。名札をつけていないケースも少なくない。処分を減らすためにも、市は動物愛護フェアなどで屋内飼育を呼びかけ、去勢・不妊手術費の一部を市民に補助している。

ホルダーと名札はそれぞれ3千個作成。フェアなどに参加したり、手術費の補助を申請したりした猫の飼い主らに配っている。問い合わせは市生活衛生課(044・200・2447)。
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