愛猫とともに避難 「動物連れ専用の避難所があれば…」
熊本県などを襲った一連の地震の被災地を取材した。4月14日に発生した「前震」、同16日の「本震」から1カ月が経とうとしていた。強い雨が降れば土砂災害の警戒を強いられ、日差しが照りつければ熱中症が心配された。車の往来は多かったが、ふと目を移すと倒壊した家や崩落した山が見えた。生活再建の見通しが立たない人々は憔悴(しょうすい)していた。「(1カ月と言われても)ちっとも『区切り』じゃなかです。そなこつば言うは、あーたがた、よそからおいでなったもんだけたい」。避難所で寝泊まりしていた女性の言葉が耳から離れない。
動物と暮らせるスペースが設けられた避難所。愛猫のきなこを連れた梶川陽子さん(64)は「1カ所で良いから動物連れ専用の避難所があって欲しいと思うのはわがままでしょうか?」。
(森本大貴)
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