気配を感じるかどうか 大人しい愛猫の元気度がわかるバロメーターを発見!
我が家のキジトラ猫「モモ」が、動物病院で「肝臓の調子が良くない」という診断を受けた話を以前書きました。その後は投薬による治療で、とっても元気になり一安心。そんなモモの最近のお話です。
しっかり薬を服用できたモモ
1~2か月ほど、肝臓の機能を良くする薬を獣医さんの言いつけ通りにしっかり飲んだモモ。処方された錠剤をすりこぎ棒で粉末にし、ウエットフードに混ぜるだけで、モモはパクパク食べてくれたので、飼い主もとても楽でした。
そして薬を飲む期間は終了。獣医師さんの言いつけ通りとはいえ、薬を飲み続けなくても大丈夫なものかとモモの様子を見ていましたが、なんだかみるみる元気になっているように見えました。
とはいえ、若い頃から動きの少ないモモの「元気な状態」は、走り回ったり、たくさんゴハンを食べたり、相棒猫のあんずを遊びに誘ったりするようなことではありません。
モモが元気になると、飼い主がモモの「気配を感じる」ようになるのです。これは、モモの元気がなくなった時期があったため、分かったことでした。
モモの元気がない時期は、1日を通して「モモ」という存在を忘れてしまうことのほうが多かったんです。これは飼い主の目が届かない場所でじっとしているためで、猫は体調が悪いことを飼い主に隠すと言いますが、まさにそれでした。
もともと、モモは若い頃から気配を消すのがとても上手く、エアコンの取り換えや家の中の不具合を直すために業者さんに来ていただいた時や、友人や親せきの来客時なんかは、そこから1週間ほど気配を消していたこともよくありました。
もともと、サビ猫のあんずのように日常的に飼い主のひざの上で寝るとか、オヤツ要求をするとか、存在を強調することがない猫なので、「気配を感じない」ことと体調不良をすぐに結びつけることはできなかったのです。
ゴハンが減っていて、トイレを済ませた様子があれば問題ないと思っていましたが、あまりに気配を感じない日があり、動物病院に連れて行き、体調不良が分かったというわけなのでした。
元気になると、増えるアレ
すっかり元気になったモモは、来客がないおかげもあり、最近では常に気配を感じます。まず、飼い主が仕事をしているそばでたたずんでいるし(ただし、一定の距離は保っています)、家の中でのパトロールも欠かしません(すぐ終わりますが……)。
そして、これは良いことであり、私にとっては少し困ったことでもあるのですが、家中のそこかしこで毛づくろいするようになったのです。
確かに、獣医さんが「内臓の調子が悪いと代謝が落ちるので毛が抜けなくなるけれど、元気になると代謝が活発になり、毛が抜け始めて、毛づくろいを始める」というようなことをおっしゃっていたような気がします。
最近のモモは家中のあちこちで毛づくろいをするので、モモの毛がフワフワしていることが多くなりました。モモは短毛ではありますが、毛がみっちり生えているので、もともと抜けやすいんです。
そうなると、私の猫アレルギーの反応が顕著になり、近頃は1日中鼻水・くしゃみが出ます。モモは、ブラッシングが大嫌いな猫なので、毎日とっ捕まえてブラッシングすることも気が引けるんですよね。
これが、春・秋なら問題ないんです。家中の窓を開けて、小まめに掃除さえすれば、アレルギーもあまり出ないんです。しかし、まだ残暑の中、我が家は風通しが良いとは言えない家なので、窓を大きく開けて空気の入れ替えをすることは難しい状態だったりします。
外出時はやっとマスクが外れて快適な日々ですが、家の中でマスクをするようになっているという今日この頃です。これも、猫アレルギーが出始めた頃はそうしていたので、さほど問題はありません。モモが元気であることの方が、何より大切なことですからね。
(次回は10月19日公開予定です)
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