子猫と勘違いするほど痩せ細っていたのに すっかり美人になった元保護猫「心太郎」
<sippoストーリー>
心太郎(こたろう)/男の子/不明ですが、おそらく純血種/推定2歳
普段の呼び名:心太郎、心太ちゃん
飼い主さんのニックネーム:aika
■名前の由来はなんですか?
『コタローは1人暮らし』という漫画の主人公とひとりぼっちの心太郎が重なり、名付けました。
■出会ったきっかけはなんですか?
「最近保護された猫がいる」と、写真を見せてもらった瞬間からどうしても放っておけず、預かり期限が過ぎたら保健所に連れていかれてしまうとのことで、引き取ることを決めました。
■今回選ばれた写真はどんな時に撮った写真ですか?
この部屋は普段は扉を閉めて出かけています。休日だけ扉をあけているので、その際、興味津々で楽しそうに散策していた時の心太郎です。
■ペットとの忘れられないエピソードは?
心太郎とは、出会った日のことが忘れられません。写真でしか見たことのなかった心太郎は、引き取り当日、まだ子猫だと勘違いしてしまったほど小さく痩せ細っていました。理由は分かりませんが、右半分は体毛がなく、しっぽもベトベト。皮膚は赤黒く、苦しそうに呼吸をしていました。 そんな弱りきった状態にもかかわらず、呼びかけると何度も何度もお返事をして、ゴロゴロのどを鳴らし擦り寄って離れませんでした。この子に一体なにがあったのか……。絶対に助けてあげたいと強く思いました。
■ペットと一緒に暮らし始めて、あなたに起きた変化はありますか?
一生懸命働くようになりました(笑)! 初めての緊急事態宣言が出る直前の2020年の3月に訳あって実家に戻った私ですが、コロナ禍を理由に短期の仕事をつなぎながら何となくだらだらと過ごしていました。心太郎が我が家に来た最初の2カ月は体調が悪く、去勢も含め医療費がたくさんかかりました。その後、元気になってからも食物アレルギーがあることが発覚し、食事代は他の子の倍以上。それに加えて実家のねこちゃんとどうしても相性が合わず、メスのシフォンちゃんは、ストレスで手やおなかをなめすぎてハゲてしまい、タンスの上から降りてこなくなりました。シニア猫で持病のあるオスのぽんちゃんとはバトルの毎日。やむおえず、人間が留守中は心太郎をケージに閉じ込めざるおえませんでした。これではせっかく我が家に来てくれたのに、もともといるシフォンちゃんとぽんちゃんにも、心太郎にも申し訳ないと思うようになり、心太郎を連れて実家を出る決断をしました。それからは心太郎のために毎日一生懸命働いています。
■他の飼い主さんに薦めたいグッズは?
自動給餌器です。仕事で日中留守にする為、心太郎がおなかを空かさないよう購入しましたが、夜中にもタイマーをセットすることで、早朝の3時や4時にご飯の催促で起こされ困っていた私の睡眠不足解消にもなりました。
■最後に、ペットへのメッセージをお願いします
はじめて出会った日からは想像出来ないほど、元気に、美しく変身した心太ちゃん。心太ちゃんのおかげで毎日が楽しく幸せで充実してるよ。食物アレルギーのせいで、みんなのようにおいしいおやつは食べれないけど、おなかいっぱいご飯を食べて、毎日おもちゃで遊んで、いつまでも元気に健康で過ごそうね。大好きだよ。
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