「お客さん、来てるよ」と言われ玄関を開けたら座っていた 縞三毛柄の猫「夏」
<sippoストーリー>
夏/女の子/縞三毛/13歳
普段の呼び名:なっちゃん
飼い主さんのニックネーム:ミケサビ
■名前の由来はなんですか?
保護した季節から。
■出会ったきっかけはなんですか?
宅急便再配達の時間を間違えて早く予約してしまい、慌てて帰ったところ当時住んでいたマンション入口で。 車の少ない裏通りへに近い住人専用通路へ移動させたものの何度も建物に入り3階まで上がってきて私を探していた様子……。今度は、飲み会で帰宅が遅くなった主人が階段で出会い足を上までよじ登って来たそうです。 「お客さん、来てるよ」と言われ玄関を開けたらドアの前に座っていました。 こうなると放っておけず……すぐ近くの実家にキャリーを持ってきてもらい、夏ちゃんは、約2年実家で間借り生活。私たちはペット不可の物件に住んでいたので、子供の校区移動せずペット可のマンションを購入して引取りました。動物と暮らしたことがない主人がとくに文句も言わず猫好きな私と保護猫のために「いいよ」と言ってくれたおかげで、今もこうして夏ちゃんと暮らせています。 保護主に家を買わせた夏ちゃんは、身内で“8桁の女”と呼ばれています。
■今回選ばれた写真はどんな時に撮った写真ですか?
寝坊していつもより朝ごはんか遅くなり、「早く出しなさい」と催促されているところです。
■ペットとの忘れられないエピソードは?
とにかく子猫が嫌いな夏ちゃん。冬ちゃん、春くん、汐ちゃん、基本みんなに厳しめですが、夏ちゃんの次に保護した秋ちゃんだけはなぜかすぐ受入れてくれました。 秋ちゃんは2000年の2月7歳で亡くなってしまいましたが、良いお姉ちゃんとして7年間、秋ちゃんのことをかわいがってくれました。 その後保護した冬ちゃんや春くん、汐ちゃんのときは、里親様宅へ卒業していくまでの数カ月、いつも我慢してくれてありがとう。一昨年からエイズキャリアさんで決まらなかった子が末っ子としていますが、毎日もめながらも受入れてくれてありがとう。
■ペットと一緒に暮らし始めて、あなたに起きた変化はありますか?
物心がついた頃には猫と暮らしていました。子どもの頃は友達・相棒のような存在でした。大人になり結婚後、夏ちゃん達と暮らしはじめると、子どもの頃とは自分の中で感覚が変わり、“我が子”という認識になりました。だからこそでしょうか、親の感覚なので看取りは子どもの頃よりもさらに辛くなりました。
■他の飼い主さんに薦めたいグッズは?
ニトリの「ペットの毛とりブラシ」。毛玉取りのローラーでは取れないところまで毛が取れます(ゴム手袋でも取れますが、手に汗をかいてくるので)。 以前お手伝いへ行っていた保護猫シェルターで使っており、とても便利で自宅でも使っています。
■最後に、ペットへのメッセージをお願いします
昨年末からリンパ腫疑いでステロイド治療をしています。 家族全員一致で、抗がん剤は使わない方向です。緩和しつつ大好きな自宅でゆっくりのんびりと過ごしてね。
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