間違いなく感動 安倍なつみさん『パウ・パトロール ザ・ムービー』ダックスフンド役

© 2021 Paramount Pictures. All Rights Reserved.

 月20日(金)から公開される映画『パウ・パトロール ザ・ムービー』で、新キャラクターのダックスフンド「リバティ」役の日本語吹き替え版声優を務めた歌手の安倍なつみさん。現在2児の子育て中である安倍さんが、子どもたちに大人気である「パウ・パトロール」の魅力や、スケールアップした映画の見どころに加え、可愛い愛犬についてのエピソードも語ってくれた。

仕事への不安より楽しみのほうが大きかった

 カナダ発の3DCGのテレビアニメ「パウ・パトロール」は、人間の少年ケントと犬種の違う様々な犬たちで構成されるチームが、街のトラブルを解決していくという人気シリーズだ。

「子どもたちとテレビシリーズを観ていたので、最初にオファーをいただいた時、まずは『ええ!本当に?』と驚きました。もちろんうれしかったですし、きっとお受けしたら、子どもたちが喜ぶんじゃないかなと思いましたね。今は子どもが2歳と4歳なので、できるだろうか?という不安もありましたが、それよりも楽しみのほうが勝っていたので、家族にも相談して、やらせていただくことにしました」

 個性的な犬たちがたくさん登場する本作。安倍さん自身も愛犬家で、メスのミニチュアシュナウザーを飼っている。

「“める”という名前の犬で、8月に13歳となります。黒のミニチュアシュナウザーが欲しいと思って見に行ったのですが、めるは左手だけが白かったんです。でも、その残念さがなんとも愛おしくて。シュッとしたかっこいいフォルムのミニチュアシュナウザーも勧められたのですが、めるだけがちょっとぽっちゃりしていて、そこも可愛かったから『この子だ!』と決めました」

 安倍さんは、もともと動物好きの家庭で育ったようだ。

「実家では幼少期から犬や猫をはじめ、ウサギや熱帯魚、出目金など、いろんなペットを飼っていました。私自身も動物は大好きで、小学生の時に飼育係をしていたから、夏休みの間だけ学校で飼っていたウサギを家に連れてきたりもしていました」

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自分のことよりも子どものことで頑張っちゃう

 安倍さん演じるリバティは、大都会のアドベンチャーシティーで暮らす元気いっぱいで好奇心旺盛な女の子だ。ひょんなことからパウ・パトロールへの任務を依頼しつつ、自らも彼らのサポートをしていくことになる。

「リバティは、すごくエネルギッシュな女の子ですが、自分がイメージしていたキャラクターよりもかなりテンションが高かったです。また、洋画の吹き替えは初めてだったのですが、アフレコ時には英語のセリフを聞きながらやるんです。そこも難しかったので、改めて初心にかえって挑みました」

 そんなパワフルなリバティのキャラクターは、安倍さんのパブリックイメージとも重なる。

「リバティは、リーダーシップがあってすごくポジティブで、後ろ向きな発言は一切しません。優しいし勇敢だし、全部が魅力的です。私はあそこまでアグレッシブではないけど、自分でこうと決めたことは、やたら張り切ってしまうところは似ているかもしれない。今は自分のことよりも子どもたちのことで頑張っちゃうというか、無我夢中になってしまう瞬間がいっぱいあります」

 安倍さんといえば、「モーニング娘。」時代は、絶大な人気を誇るトップアイドルだった。「さくら組」の初代リーダーを務めて以降、おそらく後輩たちに大きな背中を見せてきたに違いない。そして惜しまれながらも2004年に卒業する。

「私が卒業する時のモー娘。は、最多人数の15人のグループでしたが、本当にみんなのことがいとおしくてしょうがなかったです。強い団結感を感じて、みんなのことが仲間というか家族みたいに思えたので、卒業公演までの期間は一瞬一瞬がかけがえのない時間となり、すごく思い出深かったです」

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早く映画館へ行って家族で観たい

 卒業後はソロ活動に切り替え、ミュージカルなど様々なジャンルの仕事にチャレンジをし、また違う輝きを見せていった安倍さん。劇中では、パウ・パトロールのチェイスが、勇気を振りしぼってある行動に出るシーンが本作のハイライトとなるが、安倍さんご自身もそういった経験はあったのだろうか。

「仕事に関しては、そういう瞬間がたくさんありました。例えば音楽で、新しいclassical & crossoverというジャンルに挑戦させていただいた時も、すべてが初めての試みだったので、お披露目の時のステージ袖では、本当にガクガク震えていました。ミュージカルでも、初日の前日は今でも絵に描いたように眠れないですし、初日もドキドキそわそわどころではないです。ただ、それでも勇気をもって『よし!大丈夫!』と自分に言い聞かせてやってきた感じですね」

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 また、チェイスは、過去に飼い主から捨てられたという心の傷を抱えているが、その辛い経験を乗り越えて成長していく姿にも心を揺さぶられる。

「映画版のチェイスはより可愛さがグンとアップしていました。しかもああいう過去が描かれたことで、何かしてあげたくなります。今回はチェイスのストーリーだけを追っていっても、すごく勉強になることがあるし、子どもたちが観たら間違いなく感動しますよね。私はリバティとして、そこに関わることができてとてもうれしかったです」

 完成した映画を観て、映像も物語もすべてがパワーアップした仕上がりに心を揺さぶられたという安倍さん。

「私が今まで観てきたテレビ版とはまったく別物なくらい、すべてがバージョンアップ、いえ“パウジョンアップ”していました。街の景色もとてもきれいだし、カーチェイスのシーンもすごく迫力があって、きっと男の子なら夢中になれるんじゃないかと。また、大人が観ても心に響く物語になっていると思いますので、私も早く映画館で家族と一緒に観たいです」

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『パウ・パトロール ザ・ムービー』
2021年8月20日(金)全国ロードショー
監督:監督:カル・ブランカー 原案:ビリー・フロリック
出演:潘めぐみ/小市真琴/井澤詩織/矢作紗友里/石上静香/松田颯水/小堀幸/魚健/諏訪部順一/落合福嗣/竹内良太/皆川純子/安元洋貴/井上喜久子/安倍なつみ
配給:東和ピクチャーズ
『パウ・パトロール ザ・ムービー』公式サイト
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山崎伸子
ライター、ときどき編集者、カメラマン。映画やドラマのインタビューやコラムをメインに執筆。趣味は旅行、酒場&酒蔵巡り、パンダグッズ集め。好きな映画と座右の銘は『ライフ・イズ・ビューティフル』。実家に帰るとやんちゃなわんこが二足歩行でお出迎え。

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