保護猫が安心して暮らせる環境を作りたい 猫舎の増改築を目指し、動臨研が支援募る
動物保護施設にドッグランを新設することを目指して、クラウドファンディングに取り組んでいる公益財団法人「動物臨床医学研究所」は、支援額がドッグラン新設のための目標金額に届いたため、次の目標として猫舎の増改築を目指すことを決め、現在支援を呼びかけている。
5月17日に開始したこのクラウドファンディングは、保護犬のトレーニングや、一般飼い主との交流の機会を増やす目的で、同研究所が運営する動物保護施設「人と動物の未来センター・アミティエ」に新たにドッグランを設けるために行われていた。終了期限前に目標金額の380万円を達成し、現在は7月中の工事開始に向け、準備に入っているという。
それに伴い、猫舎の増改築を新たな目標に掲げ、募集期間最終日の6月30日まで、クラウドファンディングを続行する。目標金額はドッグランの新設費用と合わせ、合計805万円としている。
アミティエでは現在、保健所から受け入れる猫が増えてきたことで収容場所が不足し、保護犬と保護猫が同居せざるを得ない状態になっているという。保護猫たちがより安心して暮らせるように、倉庫になっている建物を猫舎に改装し、犬が苦手な猫を住まわせるほか、保健所からの猫の受け入れを増やし、少しでも殺処分を減らしたいとしている。
寄付はクラウドファンディングサービス「READYFOR」で受け付けており、3千円~10万円まで計5コースが用意されている。寄付、詳細はこちらから。
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