腎不全で生死をさまよったスコ「ドルチェ」 娘の語りかけに応えるように、奇跡の回復
<sippoストーリー>
ドルチェ/女の子/スコティッシュフォールド/13歳
普段の呼び名:「ドルチェ」「ドール」「ドリュー」「ドルちゃん」など家族それぞれ甘々によびます。
飼い主さんのニックネーム:ドルチェママ
■名前の由来はなんですか?
音大生だった娘が名付けたのがドルチェ。イタリア語で「甘く柔らかに」「可愛らしく」という意味だそうです♪
■出会ったきっかけはなんですか?
関東の音大生だった娘が卒業間近にご縁があって出会った子がドルチェです。娘の卒業と同時に新幹線に乗って我が家に帰ってきてくれました。その瞬間から可愛すぎるドルチェに家族一同メロメロです。
■今回選ばれた写真はどんな時に撮った写真ですか?
ごはん終わって、補液点滴の用意をしてる私を微妙な顔でジーッと見つめる顔があまりにも可愛いのでつい撮りました。きっと「また注射するのね」と言いたい視線だったのだと思います。
■ペットとの忘れられないエピソードは?
ドルチェは小さい時から慢性腎不全ではあったのですが、9歳の時に急激な悪化によって生死をさまよった時がありました。激しい嘔吐、食欲不振、3.6キロの体重があっという間に1.8キロまで減って、視力を失い声も出なくなり三半規管の異常でクルクル回るなど見てるのも辛く、抱きしめるしか出来ない辛い症状がしばらく続き、主治医の先生からも医学的にできることはもうないのでご家族で悔いのないように!とまでいわれました。
母の私はすでにドルチェとの別れのときが近いのかもと思ったりしたのですが、ドルチェをずっとなでていた娘が「まだ諦められない! まだドルチェと一緒にいたい! ドルチェ! ドルチェ!」と訴えながら一晩中語りかけなでている姿に応えるかのように、奇跡的に数日後スポイトからペーストを口にしたドルチェ。
この何日間の奇跡は書ききれないほどありますが、すべての奇跡が信じられないほど感動的でした。人というか生物の生き死になど簡単に決められるものではなく本当に奇跡は起こるんだと言うことを目の当たりにした瞬間でした。それからも季節ごとに食欲がなくなったり嘔吐を繰り返したりする事はありますが、自宅補液を欠かさず、定期的な受診も受けながら穏やかに13歳を迎えられていることに感謝感謝の日々です。
■ペットと一緒に暮らし始めて、あなたに起きた変化はありますか?
おはようからおやすみまで、あるいは深夜の微睡のときまでドルチェで始まりドルチェで終わる、そんな日々です。寡黙でとっつきにくかったはずの夫が今ではにこやかにドルちゃんドルちゃんと後をついて歩くように! 不機嫌で愛想のない息子が優しげにドルチェをなでるように!ほほえましくドルチェの存在の大きさを感じることばかりです。
■他の飼い主さんに薦めたいグッズは?
特に思い浮かびませんが、お気に入りのオモチャは猫壱の「キャッチミーイフユーキャンII」です。
■最後に、ペットへのメッセージをお願いします
可愛い可愛いドルちゃん。うちに来てくれてありがとう!甘えてくれてありがとう!
呼んでくれて泣いてくれてありがとう!
私たちを幸せにしてくれてありがとう!
ドルチェにも幸せを感じてくれるようにって思ってるのだけど、私たちちゃんとできてるかなぁ…できていたら嬉しいなぁ。
これからも穏やかにマイペースにずっとずっと元気でいっしょにくらしていこうね♪
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