老犬も寝返りしやすくコスパもいい 犬用ベッド『エアウィーヴ マサルスペシャル』を体験

 愛犬モカと暮らして約15年。いままで買い替えたモカのベッドの数は、思い出せる範囲でも10個以上はあります。犬用ベッドはある程度の期間使うとへたってしまうので、消耗品と割り切って買い替え続けてきたのですが、そもそも「犬にとっていいベッド」はあるのでしょうか。シニアになったモカの健康を気づかえるベッドはないかと探していました。

(末尾に写真特集があります)

老犬が健やかに過ごせて、コスパのいいベッドが欲しい

 モカのベッド歴はこうです。最初は成長とともにサイズを大きくしていき、次にあご乗せができる縁のあるベッドやふわふかのクッション型、さらに春夏用と秋冬用で素材違いを使い分けする……。

 とにかくいろんなタイプを使ってきました。ようやくデザインや形が合うベッドを見つけても、また同じものを買おうと思ったら取り扱いがなくなっていた、なんてことはしょっちゅう。

 そんな私が新たにモカのベッドを替えたきっかけは、モカがシニアになってきたから。歳をとり、足腰が少しずつ弱くなった頃、ふかふかのベッドだと安定感がないためか、寝返りや立ち上がる時に怖がってビクビクするようになったからです。

 この先もっと高齢になれば寝返りの回数が減り、床ずれの心配もでてきます。老犬の体に合い、長く使えて、季節を問わず使えるベッドはないかと調べて行き着いたのが、ペット用のマットレスでした。

 そこから約2年、現在にいたるまで同じマットレスを愛用しているんですが、このたび『エアウィーヴ マサルスペシャル』をお試しさせていただいたので、マットレスのメリット・デメリットと、モカ愛用のマットレスと『エアウィーヴ マサルスペシャル』を比較してレビューをしてみようと思います。

エアウィーヴ マサルスペシャル、4つの特長

 最高のおもてなしを追求する一流ホテルや旅館のほか、アスリートなど眠りにこだわる人々に選ばれているエアウィーヴ。ペット用のマットレスである『エアウィーヴ マサルスペシャル』は、フィギュアスケート選手のアリーナ・ザキトワさんの「私よりも愛犬マサルのためのベッドが欲しい」という声に応えてできたマットレスとして、2019年の発売以来、人気商品です。

エアウィーヴ マサルスペシャル
エアウィーヴ マサルスペシャル(画像提供:エアウィーヴ)

●特長その1「寝返りが楽」

 『エアウィーヴ マサルスペシャル』を触った最初の印象は「意外と硬い」でした。しかし、この高反発のエアファイバー(マットレス)が、犬の寝返りをサポートしてくれるのです。

 足腰が弱くなった老犬は、「寝返りをうちたいけど思うように動けない」という状態になるのですが、体重を押し返す力が高いエアウィーヴは、寝返りを楽にしてくれます。

 実際にモカに『エアウィーヴ マサルスペシャル』で寝てもらったところ、いままでのマットレスよりしっかりしているので、よろけることなく、すんなり起き上がることができました。

エアウィーヴに寝る柴犬
秒で熟睡したモカ

●特長その2「体に負担がかからない」

 いままでモカが使っていたマットレスと比べてみたら一目瞭然。『エアウィーヴ マサルスペシャル』のエアファイバーは密度が高い! 

 この三次元状に絡み合ったエアファイバーが、あらゆる方向から体を支え、均等に体圧を分散し、寝ている時の負担を軽減させてくれるのだそうです。

 寝ている時にベッドに沈む部位は、人なら頭や肩甲骨、おしりですよね。朝起きた時に「腰が痛い」と感じたことのある方がいると思いますが(私はたびたび……)、それは犬も同じ。特定の部位に負荷をかけず均等に寝られることができれば、睡眠の質があがるので疲れがとれやすく、床ずれの原因も減ります。

 大好きなお散歩を、これからもたくさん楽しむことができますね。

エアファイバーを比較
マットレスの中身を、横からと上から撮った写真。左がもともとモカが使っていたマットレスの中身。右がエアウィーヴのエアファイバー

●特長その3「夏は蒸れにくく、冬は暖かい」

 エアファイバーは90%以上が空気で、通気性抜群の蒸れにくい構造になっています。夏は涼しく、冬は空気の層が暖かさを保ってくれるというわけです。ということは、季節によってベッドを変えなくていい! つまり、通年使うことができるのです。

 大きさはS、M、Lの3サイズ展開で、どれも厚さが約11cmあるため、いまの時期は「底冷えしなくていい!」と思いました。と同時に、いままで薄っぺらなベッドで寒かったかも……と反省も。

●特長その4「洗えて清潔」

 ベッドが洗えるかどうかって、犬用ベッドでは重要事項ですよね。粗相の心配のある老犬は特にです。

 エアウィーヴはカバーだけでなく、マットレスバッドと、エアファイバーまで水で洗えるので、いつでも清潔に保てます。さらに『エアウィーヴ マサルスペシャル』のエアファイバーは三分割構造なので、「端っこだけ汚してしまった~」なんてときは、汚れた部分だけ取り出してささっと洗うことができます。

 エアウィーヴの担当の方に聞いたところ、水洗いしたあとのエアファイバーは、日陰に干しておけば数十分で乾くそうです。普段のお手入れも、陰干しだけで十分なんだとか。

 洗えて清潔、カビ・ダニの心配もしなくていいのは安心です。

エアファイバー
エアファイバーは三分割構造になっていて、水洗いできる(画像提供:エアウィーヴ)

Sサイズ3万円~ コスパはどう?

『エアウィーヴ マサルスペシャル』のSサイズの価格は30,000円、Mは40,000万円、Lが50,000万円(いずれも税抜き)。犬用のベッドとしては高級です。しかし、エアウィーヴのスタンダードモデル「エアウィーヴ ベッドマットレスS02」と同じ構造で、S02をそのまま小さくしたのが『エアウィーヴ マサルスペシャル』だと聞けば、納得の価格です。

 モカはMサイズがちょうどいいのですが、かつて購入したベッドの値段が仮にひとつ5,000円だったとしても、10個は買っているので、早く購入していたらとっくに元は取れていました。

 エアウィーヴの担当さん曰く、一般的に寝具の寿命は7年が買い替えの目安だそうですが、「上下・左右を入れ替えて使用していればもっと長く使える」そうです。犬にとっては『エアウィーヴ マサルスペシャル』をひとつ持ってさえいれば、もう十分。ベッドジプシーになることはありません。

エアウィーヴと柴犬
「のび~」をしてくつろげた

デメリットはある? もっと活用するならこうしたい

 これはモカにとってのデメリットになりますが、視力が弱く、体の動きもコントロールしづらくなってきているので、マットの11cmという厚み(高さ)が危ないかなと。たかだか11cmなのですが、高齢になると足を踏み外して落ちてしまう可能性があるので、マットとの境目にタオルなどを敷いて段差をなくして使ったほうがよさそうです。

 また、いまのところ替えカバーの取り扱いはないそうなので、おうちのインテリアに合うカバーを手作りするなど、替えカバーを持っておくといいですね。私のおすすめはひざ掛けやブランケット、赤ちゃん用のベッドシーツなどをカバーにすることです。サイズが近いので、1枚持っておくと洗濯時に重宝します。

エアウィーヴとカバー
エアウィーヴ マサルスペシャルのボックスシーツは、綿100%の優しい肌触りのメッシュ生地で、通気性・吸水性・収縮性がある。こんな感じにブランケットと赤ちゃん用のベッドシーツでカバーして使うのが老犬におすすめ

心身ともに愛犬に健康でいて欲しいなら

 犬は一日の中でも寝ている時間が長く、老犬になるとさらに長くなります。一日のほとんどをベッドで過ごす老犬にとっての「睡眠環境の良しあし」は、彼らの健康を左右するといっても過言ではないはずです。

 実際にモカは『エアウィーヴ マサルスペシャル』で寝返りがスムーズにできました。それは体への負担が減るだけでなく、老犬の「思うように動けない」という心的ストレスも緩和してくれるのではと思います。

『エアウィーヴ マサルスペシャル』は、特に老犬や、ケガをした犬におすすめですが、「〇歳から使ったほうがいい」という推奨年齢があるわけではないので、愛犬にずっと健康で元気でいて欲しいと思う飼い主さんは、早いうちから採り入れてみて欲しいです。

エアウィーヴと犬
安定感があるから老犬にやさしい

小見山友子
2020年4月~sippo編集部に所属。 ファッション業界に従事後、オウンドメディアの編集長をする傍ら、2014年にWEBマガジン「INUTONEKOTO」を主宰。2015年にフリーライター・編集者として独立。ペット、ファッション、旅、サーフィン関連の執筆、編集をしている。instagram @tomokokomiyama

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