違う、ワシじゃない…! 愛猫「イクラ」に思わぬ濡れ衣を着せられる
猫のオナラについては、一度も音が鳴ってるのを聞いたことがなかったので「臭い……もしかしたらここにオナラが存在しているかもしれない……!」というような気持ちで暮らしていました。
感覚的には、いるんだろうけど確信が持てない……別に遭遇したくもない、という点で幽霊に対する気持ちと同じスタンスでした。
しかし、顔面近くでのイクラちゃんのビッグオナラ!
あんな小さな身体であんな大きな音を……人間だと町内放送くらいのレベルの爆音だったのではないでしょうか?
そしてまた猫のオナラってくっさいですね!! BADスメル過ぎる。
野菜を全然食べてないので、当たり前といえば当たり前だけど、「今日の晩ご飯は野菜サラダこんもり食べよう……」と思うほどの衝撃の臭さでした。
今まで、他人にオナラをしたのをなすりつけられがちな私だったんですけど、猫にもいぶかしげな顔で見つめられる時が来るとは……。
単純に自分がこんな音を奏でるわけがない。隣のこの人間のせいだろう、という気持ちからのあの視線だったと信じたいです。
そして、この前私がソファーに座っていた時イクラが膝に乗ってきたんです。
で、「可愛いから動けない〜!」と思ってたんですが、私も人の子。
まあいいか……イクラはオナラ慣れしてるだろ、と思い、ガスを解き放ってしまいました。
その時のイクラの劇的な顔が写真に収められたので、皆さまご覧になって下さい。
「なんなの……アンタ妖怪なの!?」という顔してますね。
この表情のまましばらく固まっていたので、よっぽど驚いたのかもしれません。
猫に対しても礼節を大切にする時が来たな、と。そう思いました。
(この連載は隔週金曜日に更新します)
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