年末年始の予約はもういっぱい 猫シッターさん、人気の理由
9月末に、何度もお願いしたことがある猫シッターさんから、顧客向けの一斉メールが届きました。
「年末年始のシッターの受付は、予約がいっぱいなので受付を終了します」
ええっ! もう? 早くない!?
シッターをお願いする予定はなかったけれど、去年から一度も“年末”を意識したことがなかったので、つい驚いてしまいました。とはいえ、もう10月なので、年末年始の予定が決まっている人がいるのも不思議ではありませんよね。
そのシッターさんからは、「ゴールデンウィークの予約を締め切ります」「お盆期間の予約を締め切ります」など、大体2か月以上前に連絡が来るので、シッターさんのメールで季節を感じることが多い今日この頃です。
そう、そのシッターさんは今や大変な人気で、繁忙期はかなり前から予約しておかなければなりません。私が最初にお願いしたときは、「まだ始めて3か月くらい。ホームページもできたばかりなので、よく見つけられましたね(笑)」など言っていたような気がするので、感慨深いです。
ビビリ猫も寄っていく“神シッター”
以前、こちらでもご紹介したことがありましたが、シッターさんは私と同世代の女性で、やはり猫と暮らしていて、シッターのお仕事から「とにかく猫が大好き」という様子が伝わってきます。
我が家にシッターに来ると、食餌やトイレの世話はもちろん、2匹とたっぷり遊んでから帰ってくれます。
元々が人懐っこいサビ猫の「あんず」は、初対面から懐いていました。人懐こいとはいえ、あんずにとって、嬉しいお客さま、そうでもないお客様と分けている様子なので、シッターさんの雰囲気から「この人は、心を許せる人だ!」と判断できたのかもしれません。
シッターさんをお願いすると、毎回写真が送られてくるのですが、シッターさんに遊んでもらっている楽しそうなあんずの様子ったらありません。
一方、人見知りのキジトラ猫「モモ」は、初日こそ隠れていたようですが、シッターさんはしつこく追わず、あんずと楽しく遊ぶことで“怖くない人だよ”ということを伝えると、翌日は顔を出し、3日目は一緒に遊ぶことができたのだとか。
その後、しばらく経ってからシッターさんが来てくれたときも、モモは忘れていなかったのか、初日から姿を隠すことがなかったそうです。
あのビビりのモモの緊張も解きほぐしてしまう、もはや“神シッター”さんは、ビニールひもや段ボールなどを使った手作りおもちゃで遊んでくれていました。その遊び方が、遊び大好きのあんずの好奇心をくすぐるようで、毎回夢中になって遊んでいるようです。
ほぼ初対面の猫たちを夢中にできる遊び方ができるなんて、尊敬します。私なんかは、猫と暮らして8年経っても、遊びが盛り上がらない日も多いので……。
飼い主にも親切に対応
シッターさんは、最初にお願いしたとき、我が家の猫たちのイラストを描いてくれました。あんずの複雑な柄も再現していて、本当に猫が好きな方なのだと感じて、それ以降も迷わずお願いしていました。
シッター後の猫たちの様子を報告してくれるメールも丁寧で、旅行中に猫と離れていても安心して過ごすことができ、旅行中の楽しみの一つにもなりました
その後も、猫のトイレのことや、薬の飲ませ方などを相談したこともあり、我が家の猫のことをよく知る専門家として心強い存在でした。
そんな感じで、ほかのお客様もシッターさんを頼りにしていて、もう他の方には頼めなくなっているのではないかな、と思っています。
シッターさんの猫さんが高齢になり、お世話が必要なので、仕事をたくさん引き受けられないとも聞いたので、なかなかお会いすることも難しいですが、我が家の猫のことはきっと覚えていらっしゃると思うので、また遊んでほしいなと思っています。
(ヤスダユキ)
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