自分の足を舐める理由は… 猫のぐっぴーが多義語を解説

 ぽっちゃり猫の「ぐっぴー」が身体を張って、ちょっと使い方の難しい言葉をゆる~く、おもしろく解説する「ぐ辞苑(ぐじえん)」。一つの単語でたくさん意味がある「多義語」。わかっているつもりでも、使う場面や使い方に迷うことがよくあります。そんな「多義語」の用例を「ぐっぴー」が写真入りで説明します。

  第13回は「舐める(なめる)」です。

 (多義語の意味は、岩波書店『広辞苑(第七版)』によるものです)

 意味その1:舌の先でなでる。ねぶる。

用例「足を舐める時は事前チェックを。」

【解説】 ぐっぴーは靴が好きなこともあって、足というものは臭いということをよく知っている。

  そのため、自分の足を舐める時はまず

 臭いをチェックする。

 そして

 自分の足も臭いとわかると

 いつも以上に念入りに舐めるのである。

 心なしか、その表情は恍惚としているようにも見える。まるで、臭いを楽しんでいるようだ。

意味その2:(つらい事や苦しい事を)十分に経験する。

用例「猫生初の苦渋を舐める経験。」

【解説】 それは大好きなレインボーのひもおもちゃでエクササイズしていた時のこと。

  夢中でおもちゃを追いかけていたぐっぴーは、突如おもちゃが腕に絡みついてきたことに驚いたのだろうか。

 それとも我輩は猫なのだから余裕で踵を返すことができると思ったのだろうか。

 回転に失敗し、頭頂部をドアにぶつけるという猫としてあるまじき失敗を犯したのだ。

 ・・・。

何事もなさそうに振舞うが、猫としてのプライドを打ち砕かれ、苦渋をなめる経験になったようだ。

意味その3:相手、または事を、頭から馬鹿にしてかかる。みくびる。

用例「小柄になった掃除機を舐めてかかった猫の末路。」

【解説】 家の掃除機を変えた。

 これまでの掃除機よりもひと回り小さいサイズで、音も静かだ。

 するとどうだろう。

 いつもは掃除機に怯え、慄いていたぐっぴーが掃除機を目の前にしても余裕の表情ではないか。

 いや、それどころか、その表情からは掃除機を舐めてかかっているようにも見える。

 しかし新・掃除機が急に攻めてくるやいなや、

 いつも通りに恐れ慄いていた。

 掃除機は大きさが小さくなろうとも、掃除機であることを学習したようだ。

意味その4:味わう。がんみする。

用例「大好きなおやつを舐める。」

【解説】 掃除機を我慢?したご褒美として、大好きな某液体状おやつを嗜むぐっぴー。

 

 勢いよく舐めまくり…

 完食するまでおよそ50秒。

 舐めているよりもはや飲んでいる。

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ぐ辞苑
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