都会のオアシスで、愛犬や愛猫と極上ステイ ホテル椿山荘東京
東京都内でペットと宿泊できるホテルを探すとじつに少ない。その上、ペットだけでなく飼い主も満足できる施設や食事、サービスを求めるとなると、さらに間口は狭まるというもの。そんな中「世界をもてなす東京のホテル」でありながら、開業以来ペットフレンドリーな宿泊先として人気を誇るひとつに『ホテル椿山荘東京』がある。明治の元勲、山縣有朋が築いた庭園内に立つ高級ホテルに、犬や猫と宿泊できる。気になる施設やサービスについて、実際に見せてもらったのでご紹介したい。
(末尾に写真特集があります)
ホテル椿山荘東京は14階建て。5~14階が客室で全267室あり、そのうちの7、8階フロアの66室でペットと泊まることができる。
客室は標準的なスーペリアで45㎡あり、ほかにデラックス、スイートと複数の種類がある。さらにシティビューとガーデンビューを選ぶことができる。
都会の夜景もいいけれど、ガーデンビュー側にあるホテル椿山荘東京の広大な庭園は、さながら森のような景観だった。国の有形文化財の三重塔や、茶室、史跡があり、春は桜や新緑、初夏の蛍、紅葉、雪景色の中のツバキと、四季の風情を楽しめる。
ペットの宿泊条件は、小型犬もしくは猫で1室1匹のみ、体重7キロ以下。法律に基づいた予防接種を受けている事、その他ホテル椿山荘東京の規定のチェック項目を満たしていることが必須だ。
客室内はペットをフリーにはできないので、犬や猫はバスルーム側に用意されているペットサークルで過ごすことになる。フードボウル、マット、トイレシートも用意されていたが、ペット用ベッドはないので持参するのが良さそう。または、使い慣れているキャリーやゲージをそのままベッドとして使えるなら、それも便利かもしれない。
愛犬との宿泊でうれしいドッグランも完備。ホテル5階の空中庭園の横に40平米の屋外ドッグランがあり、宿泊者のみ利用可能・予約制となっているため、他のわんちゃんとブッキングすることなく愛犬と気兼ねなく遊ぶことができるだろう。ホテルすぐ横の江戸川橋公園への散策も楽しい。広い公園なので、愛犬も喜んでくれそうだ。
ペット同伴でホテル椿山荘東京を利用する宿泊客は、都内または都内近郊に住んでいる方が多いという。日常を離れてリフレッシュのために、記念日のお祝いに、都内で行われるイベントや結婚式に出席するため等々。ペットホテルに預けるにはペットがかわいそうという方や、一緒に宿泊を楽しみたいという方など、リピーターも年々増えているそうだ。
4月16日(火)からは、愛犬と過ごす記念日をより思い出深いものにするステイプラン「アニバーサリーステイ with わんちゃん」が提供されているので、こういった機会にお得に利用してみるのもいいかもしれない。このステイプランは食事やティーはすべてルームサービスで楽しむことができるので、愛犬と離れずに優雅なひとときが過ごせるすはずだ。
また、ホテル椿山荘東京では、基本的に部屋にペットだけでいることがないように、提携しているペットシッターが24時間いつでも来てくれることになっている(要予約)。室内の温度が高くなっていないか等、人間の赤ちゃんと同じ基準でペットの安全を考えての配慮だ。これで、館内や庭園にあるレストランやバーにも安心して足を運べる。
リレフッシュという点でイチオシなのが、「フォーブス・トラベルガイド」の格付けで4つ星を獲得したリラクセーション施設『悠 YU,THE SPA』だ。昨年10月に日本初上陸したロクシタンスパを始め、約30種類に及ぶトリートメントを心ゆくまで堪能できる。
どこを見ても広々と解放感にあふれているホテル椿山荘東京は、日ごろのご褒美としてもうってつけ。1年前から予約ができるので、すでに今年の年末年始の予約が入っている部屋もあるほど。ここは大切な愛犬、愛猫との極上ステイがかなう、まさに都会のオアシスだった。
※期間限定のステイプラン「アニバーサリーステイ with わんちゃん」や宿泊詳細はホテル椿山荘東京の公式サイトをご覧ください。
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