愛犬がリンパ腫に、闘う決意 病気になんか負けない

病気になんか負けないよ!
病気になんか負けないよ!

 このブログを始めて間もなく2年。愛犬とのお出かけ話や、ちょっとしたお役立ち情報を綴ってきました。しかし今回は、少し重い報告です。

 愛犬ぷりぷりに重篤な病気が見つかりました。病名はリンパ腫。悪性の腫瘍です。

 昨年7月に乳腺腫瘍の手術をし、その影響か、自己免疫疾患の無菌性結節性脂肪織炎という病気を発症し、治療をしてきました。今年の6月に再発したものの、免疫を抑える薬などを使い、元気に過ごしてきました。9月の血液検査でも何も問題がありませんでした。

 11月中旬、かかりつけの医師から「わずかなんだけど、全身のリンパが腫れてる」と言われました。大きく腫れているわけではないということで、とりあえず様子を見ようということに。

 11月末、少し食欲が落ちました。元気がなく、目をしょぼしょぼさせていることがあり、検査すると目に炎症が起こる「ぶどう膜炎」を発症していました。ステロイドの内服と目薬で治療を開始。目の状態は改善しましたが、しかし、うまく言えないけれど「何かがおかしい」という気持ちを拭えずにいました。

 血液検査をしたところ、白血球、体内の炎症反応を示すCRP、肝臓などに関連するALPの数値がとても悪くなっていました。その場のエコー検査で脾臓の状態が悪化していることが判明。そこからいくつかの検査を重ね、リンパ腫の診断が下りました。

 あまりに突然のことで、目の前は真っ暗。正直、今もまだ気持ちの整理はついていません。しかし、思った以上に進行していて、一刻の猶予も残されていない状況でした。

 医師からは抗がん剤による化学治療を提案されました。リンパ腫は、他の悪性腫瘍に比べて効果が出やすいこと、完治は難しいが「寛解」という状態で過ごせる可能性があること。その説明を聞いた上で、化学療法を始める決意をしました。

 抗がん剤治療をするかしないか、飼い主が決めなければなりません。多かれ少なかれ副作用を伴い、完治するかもわからないのに苦痛を強いるなら、QOLを守って緩和治療をする選択もありだと思います。でも、私はぷりの命が救える可能性がわずかでもあるなら、それにかけたい。少しでも元気になって、元の生活に近い日々を過ごせる可能性があるなら、諦めたくない。

 私のエゴなんじゃないかと、心が揺れて苦しい瞬間は毎日やってきます。早く気づいてあげられなかった後悔、これからの不安に、押しつぶされそうになることも。でも、私が泣いているとぷりは心配そうな顔でこちらを見ています。ただでさえ体がつらいのに、心までつらくしてしまったら、そんなの母ちゃん失格だ。笑え、私!

 この記事が更新されているころには、すでに2回目の抗がん剤を終えている予定です。1回目の後は、午前中は寝てばかりで、食欲不振に。でも、5日目には復調しました。ごはんの時間が楽しみになるように、病気と闘う栄養をしっかりとつけられるように、今は「ぷりごはん研究」に燃えています。

 午後は元気になるので、おもちゃで遊んだり、少しお散歩に行ったり。病気なんてわからないぐらい、いつものぷりぷりです。

今まで通りお散歩も楽しんでるよ。
今まで通りお散歩も楽しんでるよ。

 病気のことをここで書くべきか、悩みました。冷静に書くことができるのか。しかし、幼いころからぷりを見守ってきてくれた人の言葉で、一歩を踏み出すことにしました。

「ぷりちゃんが生還する記録を記すべきだよ」

 どのようにブログを続けていけるかまだわかりませんが、闘病記だけでなく、これまで通りのお出かけネタや日々のよもやま話も書いていけたらいいな、と思っています。

 この記事を読んでくださる皆さんに、愛犬ぷりぷりを応援してもらえたらうれしいです。

中津海麻子
フリーライター。「酒とワンコと男と女」をテーマに、ワインや日本酒や食、ペット事情、人物インタビューなど幅広く取材、執筆。JALカード会員誌「AGORA」「ワイン王国」「AERA」「週刊朝日」「朝日新聞デジタル &w」「AERA.dot」「好書好日」などに寄稿。
この特集について
トイプー「ぷりぷり」の二食昼寝付き
お出かけとおしゃれが大好きな食いしん坊のトイプードル「ぷりぷり」。一緒に暮らすフリーライターの愛情あふれるブログです。
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