大阪でsippo写真展 「いい飼い主にめぐりあえて良かった」

写真やメッセージに見入る人たち
写真やメッセージに見入る人たち

 引き取られて幸せに暮らす保護犬や保護猫の写真を集めたsippo写真展「みんなイヌ、みんなネコ」が17日、大阪市北区の大阪府立国際会議場(グランキューブ大阪)で始まりました。動物臨床医学会の年次大会の一環で、18日まで開催。入場無料です。

 保護犬や保護猫は、野良として生まれたり、飼い主から手放されたりして、保健所や動物愛護団体などに保護された犬や猫。もらい手がなければ、殺処分される恐れもあります。写真展は、そんな犬や猫を引き取って飼うことを普通の選択肢にしたいと、sippoが2016年から各地で開催しているものです。

展示された写真を撮影する人も
展示された写真を撮影する人も

 会場には、インスタグラムで評判の保護犬や保護猫の写真約100点を、飼い主のメッセージを添えて展示しています。

 SNSで大阪開催を知って来場したという神戸市の病院職員岡田ひろみさん(46)は「どの子もいい飼い主さんに巡り合えて良かったなと思います。メッセージを読んで、泣きそうになりました」。夫婦で訪れた兵庫県西宮市の会社員小林宗一さん(69)は「みんな大事にされているのがよく分かる。いい表情をしていますね」と話していました。

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