嘱託警察犬、子どもたちに腕前を披露 臭いだけで捜し出す!
和歌山県白浜町十九渕の富田小学校(西克己校長)で7日、児童らが嘱託警察犬の訓練を見学した。同町平に住む県警嘱託警察犬の指導手、上向正一さん(67)が同校を訪れ、運動場で隠れている人や爆発物を捜し出す訓練などを披露した。
上向さんの孫が同校に通っている縁もあり、警察犬の仕事を子どもたちに知ってもらおうと開催した。
上向さんは県警本部長からの嘱託を受け、警察犬を育てたり訓練したりし、要請に応じて出動。犯罪捜査や行方不明者捜索に協力している。
この日は、災害時の捜索救助や爆発物捜索を担ういずれもシェパードの雄、ウボ(9歳)とアイテル(7歳)、訓練中のフラム(3歳)が腕前を披露した。同校1~6年生の児童62人が参加したほか、保護者ら数人も見学に訪れた。
捜索救助訓練では、上向さんから「捜せ」と指示を受け、運動場内で木箱の中やシートをかぶって隠れた同校教諭らを捜し出した。
同校6年生で児童会長の古守央八君(12)は「臭いだけで捜し出すところがすごいと思った。警察犬の訓練を実際に見たのは初めて。かっこよかった」と喜んだ。
(紀伊民報)
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