ドッグフードを食べない愛犬 別の獣医から衝撃の意見が…!

おもちゃをガブッ! は昔も今も変わらず。毛の色、こんなに濃かったんだね。
おもちゃをガブッ! は昔も今も変わらず。毛の色、こんなに濃かったんだね。

 10歳のバースデーを迎え、ありがたいことにあちこちからぷりぷりにプレゼントをいただきました。新しいおもちゃの数々に、「盆暮れ正月がいっぺんに来たみたいワンね!」とコーフンしまくり。新しもの好き、誰に似たのやら。

 

(末尾に写真特集があります)


 さて、前回からの続き。体が弱かった子犬時代の話です。


 紹介してもらった動物病院に行ってみようと決意したものの、数日間はグダグダと迷っていました。


 それまで通っていた動物病院がバスで10分ほどの距離だったのに対し、紹介された病院は電車を乗り継いで1時間弱。もし通うことになったら遠いなぁ……。


 それに、ずっとお世話になってきた獣医さんを裏切るみたいで申し訳ないなぁ……。そんな後ろめたい気持ちもあったりして。


 でも、人間だって今やセカンドオピニオンは当たり前。ぷりのためにドライになろう、行ってみて「違う」と思えば無理に通う必要はないさ! そう自分に言い聞かせ、紹介された病院に予約の電話を入れました。


 診察初日。ドキドキしながら病院へ。ぷりも初めての場所に体を硬くしています。問診票を記入し、しばらくすると診察室から呼ばれました。


 体格のいい先生にちょっとビビりつつ、嘔吐や下痢を繰り返していること、初めての発情期でひどく食欲が落ちてしまい、その後も食欲が回復しないことなど、これまでの状態をなるべく細かく伝えました。


 そのころ、療法食と言われる5種類ほどのフードを取っかえ引っかえ、なんとか食べさせようと奮闘していました。その全部のフードを先生の前にズラッと並べ、必死に説明します。


「カリカリだけだと口をつけないので、この缶詰のフードを混ぜて食べやすくしてみたり。あと、こっちの魚のフードも目先が変わるかな、と思って……」


 私の「熱弁」を黙って聞いていた先生は一言、こう言いました。


「お母さん、まずこのドッグフードを1回忘れましょう」


 へ?


「全部捨ててください」


 は??


「ドッグフードには療法食と言っても脂分が含まれているものが多く、その上、開封するとその脂が酸化していく。胃腸の弱いぷりぷりちゃんは、その脂を消化できないんだと思います」


 なかなかの衝撃でした。


 前の獣医さんからは「犬は、犬のために考えて作られたドッグフードを食べるべき」と指導されていました。だから、「いかにぷりに合うドッグフードを見つけ出すか」ばかりにとらわれていて、ドッグフードそのものが合わないなんて考えたこともなかった! 目からウロコでした。


 詳しくは血液検査やバリウムを入れてのレントゲンで調べることに。さらに全身をくまなく触診し終えた先生から、こう言われました。


「ぷりぷりちゃんのごはん、手作りしてください」(続く)

中津海麻子
フリーライター。「酒とワンコと男と女」をテーマに、ワインや日本酒や食、ペット事情、人物インタビューなど幅広く取材、執筆。JALカード会員誌「AGORA」、同機内誌「SKYWARD」、「ワイン王国」「朝日新聞デジタル &w」「好書好日」などに寄稿。

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この特集について
トイプー「ぷりぷり」の二食昼寝付き
お出かけとおしゃれが大好きな食いしん坊のトイプードル「ぷりぷり」。一緒に暮らすフリーライターの愛情あふれるブログです。
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