「手助けがほしい」と伝えるバッジ、盲導犬利用者に贈ろう

バッジを見て、こう声をかけてくれれば……=盲導犬総合支援センター提供
バッジを見て、こう声をかけてくれれば……=盲導犬総合支援センター提供

 盲導犬を連れていても、できれば人の手を借りたい目の不自由な人に、その思いが相手に伝わるバッジを贈る活動を、横浜市内の支援団体が始めた。資金を募って作るバッジには、盲導犬が視覚障害者の気持ちを代弁する形で「『お手伝いしましょうか』の声かけをお願いします」と書かれている。

視覚障害者に贈るバッジ=盲導犬総合支援センター提供
視覚障害者に贈るバッジ=盲導犬総合支援センター提供

 目や体の不自由な人や盲導犬育成を支援する一般社団法人「盲導犬総合支援センター」(横浜市都筑区)が「盲導犬応援プロジェクト」と題してスタートさせた。1口千円で活動資金を募り、視覚障害者向けのバッジを贈る。賛同者には支援者であることをアピールできる「盲導犬サポーターズ」と書かれたバッジが1口につき1個プレゼントされる。

賛同者に贈られる「サポーターバッジ」=盲導犬総合支援センター提供
賛同者に贈られる「サポーターバッジ」=盲導犬総合支援センター提供

 昨年8月に都内の地下鉄で盲導犬を連れた男性が電車にはねられ死亡した事故を受け、同センターでは支援策を検討。ヒントになったのが、妊娠中の女性が周囲にさりげなくそれを知らせるキーホルダーをバッグなどに付けることだった。


 手伝いたくてもどう声を掛けていいかわからない人も多く、ならば手助けが欲しいと伝わるバッジを視覚障害の人に付けてもらってはどうかとなった。


 7日からウェブサイトなどで呼びかけを始めたが、14日には埼玉県内で同様の転落死亡事故が発生。ツイッターを通じて広く参加を呼びかけたところ、著名人を含め多くの人から共感の声が集まっているという。19日までの申し込みは約90件、約200口。


 2月初めに横浜市内である盲導犬利用者の集会でバッジを配るほか、「どんな時に、どんな手伝いが必要か」がわかるパンフレットをつくり、イベントなどで配布する。問い合わせは同センター(045・949・0323)。


(小北清人)

朝日新聞
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