飼い猫が横で一緒に徹夜「うれしい」 漫画家そにしけんじさん

漫画家・そにしけんじさん(自画像)
漫画家・そにしけんじさん(自画像)

 猫がラーメン屋の大将(店主)を務める「猫ラーメン」や、プロ野球で活躍する「猫ピッチャー」、猫が日本史上の様々な人物に扮する「ねこねこ日本史」などの作品を描いています。先月からは「~日本史」のアニメ(NHKEテレ)も始まりました。

 子供の頃から大河ドラマや時代劇を多く見ていて歴史が大好きでした。一方、猫は子供の時からずっと飼っていたので、ある時、もし歴史上の人物が全員猫だったらおもしろいなと思いつきました。

「~日本史」には、ねこじゃらしで民をあやつる卑弥呼(ひみこ)や、文字通りの猿を従えた織田信長、ねこじゃらしで戦う新選組など、たくさんの猫が出てきます。猫の種類は、黒船を率いるペリーはアメリカ人なのでアメリカンショートヘア、鑑真などの僧は坊主頭っぽく見えるよう、折れ耳のスコティッシュフォールドなど、考えて決めています。

 猫を飼って後悔したことは一度もありません。徹夜の時には横に来て一緒に徹夜してくれました。意味はないけど、うれしかったです。ぼくは猫は人間と対等な存在ではないかと思っていますし、猫を飼ったことで多くの作品が描けたので、自分にとって、本当に猫さまさまです(笑)。

朝日新聞
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