猫飼い4年目にして、アレルギーが出た!

「猫アレルギーですけど」

 12回目にして、この連載タイトルに触れさせていただきたいと思います。

 そう、わたくし猫飼いなのに、猫アレルギーなのです。

 しかし、猫を飼い始めたときには、全く気がつきませんでした。

 猫に近づいたり触ったりしても、身体がかゆくなったり、くしゃみが止まらなくなったりすることもなかったんです。3年一緒に暮らしても、問題なかったのですが--。

 猫アレルギーが判明したのは今年の7月。猫を飼い始めて4年目のことです。

 もともと杉の花粉症で、2月から5月くらいまでは毎年アレルギーの薬を飲んでいました。

 そろそろ杉の花粉もないだろうと、5月中旬からは薬をやめたところ、起床時に限ってくしゃみ・鼻水が止まらない。

 ちなみに、この現象を“モーニングアタック”と呼ぶそうです。起床時には自律神経のバランスがうまくとれないため、アレルギー症状をコントロール出来ずに起こるのだそうです。

 まぁ、会社に着いてしばらくすれば治るし、それほど気にしていませんでした。

 しかし、6月になっても、7月になってもモーニングアタックは止まらない。

 おいおい、今年の花粉症長いな。

 なんて、鼻をたらしながら呑気に言っている場合でもなくなってきた。

 昔、血液検査で杉とホコリ(ハウスダスト)は出たけど、それ以外のアレルギーもあるのかも。とか思いながらも、アタックを受け入れつつ過ごしていたある日、友人との飲み会に参加しました。

 ビールをコップの半分くらい飲むと、胸がぜいぜいして、ぜんそくのようになり、セキが止まらなくなったのです。

 少し怖くなって、その日はノンアルコールに切り替えました。しばらくすると、セキは治まりました。

 こんなの、初めて。セキとアルコールには関係があるのか……それを確かめるべく、数日後に自宅で人体(自分)実験をすることに。

 自宅で夕食を取りながらワンカップ梅酒を飲む。食が進むわ~。

 すると、飲み終わる頃、やはり咳が止まらなくなり、しまいには胸が苦しくなり、救急車ーー! …の前に検索だ! ネット社会ありがとう! と、「アルコール」「セキ」「ぜんそく」的なワードで検索。

 すると、「アルコール摂取でアレルギー症状がひどくなることがある」という記事が見つかりました。

 これだ! と直感し、自宅に常備しているアレルギーの薬(アレグラ)を飲み、アルコールを中和しようと水を飲みまくりました。

 すると、さっきまでの症状が徐々に和らいでいったのです(絶対に真似しないでください)。

 こうなると、酒を飲むのはもう危険。

 ひどいアレルギーの原因をつきとめなければと、近所の内科で血液検査をすると……衝撃の結果が出たのです。

 …って、猫アレルギーだったって、オチがバレバレですよね。どうか見守ってください。次回に続きます。

(ヤスダユキ)

sippo
sippo編集部が独自に取材した記事など、オリジナルの記事です。

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この連載について
猫アレルギーですけど
普通の家で飼われている猫「あんず」と「モモ」。飼い主の主婦が、2匹との生活や発見をユニークな視点で切り取る人気連載です。
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