だって怖いんだもん！　動物病院で診察中、あらゆる方法で大騒ぎする雑種猫「みかん」

sippo

2021/11/07

＜sippoストーリー＞
みかん／女の子／雑種／２歳半
普段の呼び名：みかん
飼い主さんのニックネーム：まるみ

■名前の由来はなんですか？
保護主さんにつけられた名前が「ゆず」でした。家族になる前はたくさん名前を考えて、ほぼ決めていたものがあったのですが、顔を見たときに夫と「柑橘系の顔だね」とどちらともなく言い、それまで候補になかった「みかん」が直感的に頭に浮かびました。その前に飼っていた子の名前「みりん」に音が似ていたのも理由の一つです。

■出会ったきっかけはなんですか？
飼っていた猫が亡くなり、寂しくて毎日猫の譲渡サイトを見ていたのですが、ピンとくる子がいませんでした。そのとき、ふと前の子を紹介してくれた団体さんが思い浮かび、サイトを訪問したときに掲載されていた写真がかわいらしくて、この子に決めました。夫に話したら、前の子が忘れられないと、なかなか首を縦に振らず、何カ月も説得している間毎日サイトを見ては思いを募らせていました。

■今回選ばれた写真はどんな時に撮った写真ですか？
本職のかたわらアップしている料理動画を撮り終えて、ソファーに座った時に膝に乗ってきたものです。甘えん坊で、膝に乗るときはいつもこうやって顔を見上げて小さく鳴くのがかわいらしいです。

■ペットとの忘れられないエピソードは？
前に飼っていた子がとても我慢強く、病院で診察を受けている時でも診察台の端につかまってじっとしている子だったのですが、みかんはまったく逆で大騒ぎをするのがかわいいやらおかしいやら。診察を待つ間に診察室の棚に飛び乗ってしまったり、採血しているときは体を支えている私の手を支柱に空中に浮きあがっているし、検温の時は体温計がお尻に刺さっている始めから終わりまでずーと甲高い声で「ぴ～～～～～～！」と鳴いています。ただ攻撃性はまったくない子で、噛んだり引っかいたりは一切しないのには感心しています。

■ペットと一緒に暮らし始めて、あなたに起きた変化はありますか？
前の子は警戒心が強く、同じ家にいながら滅多に顔を合わせることはありませんでした。一方みかんは甘えん坊で後をついてまわり、仕事中はパソコンの脇の猫ベッドで寝て、ソファーに座れば背もたれにのぼって顔をすり付け、鳴いて甘えます。前の子は同居人といった感じで、病院などで「ママ」と言われると「猫を産んだ覚えはないぞ」と変な気がしたものです。今は私も夫も自ら「おかあさん、おとうさん」と話しかけていて、まさかこんな気持ちになるとは思ってもいませんでした。

■他の飼い主さんに薦めたいグッズは？
「猫の毛玉とりスッキリン」です。みかんは触ると濡れているのがわかるほど熱心に毛づくろいします。毛があまり落ちないのはありがたいのですが、月に何回か毛を苦しそうに吐き、そのとき毛だけでなくフードも一緒に吐いてしまうので、スッキリンを週に1回与えたところ、吐かなくなりました。

■最後に、ペットへのメッセージをお願いします
元気で長生きしてね。あと、病院ではもうちょっと落ち着こうか。

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