大野拓朗さん、オンライン譲渡会で「かわいい!」連発 犬猫ボランティア活動に意欲も
チャリティーオンラインイベント「みんなイヌ、みんなネコ」の一環として23日夜、保護団体「沖縄野良猫TNRプロジェクト」協力のもと、sippo主催のオンライン譲渡会が開催され、俳優の大野拓朗さんがゲストとして登場した。
こちらの記事でお伝えした通り、大の動物好きを公言している大野さん。猫の飼育経験はないそうだが、初主演となった映画『猫忍』で3カ月間みっちり共演猫「金時」と過ごしたことで、すっかり猫に魅了されたそうで、猫たちの紹介が始まると「ひゃ~! かわいい~!!」を連発。
「年齢は?」「男の子? 女の子?」と、猫たちについて積極的に質問したり、ケージのなかでたわむれる子猫たちの群れを見て「このケージの中に入りたい……」とうっとりした表情を浮かべていた。
一方、「沖縄野良猫TNRプロジェクト」代表の小林恵美さんが語る、沖縄の猫たちが置かれた過酷な現状について、真剣な表情で聞き入るシーンも。
この日紹介された猫たちは、沖縄本島北部のやんばる地域で保護されたそうだが、このやんばる地域の国頭村、大宜味村、東村の3村では自然保護を目的として、野良猫が捕獲対象になっているという。くわえて、森に猫を捨てにくる人が後を絶たず、保護してもレスキューを待つ猫たちが減らない状況が続いているそうだ。
小林さんは、「奄美大島でも同じようなことが起こっているけど、猫の捕獲に反対する声が多数あがって、少しずついい方向に向かっていると聞きます。この場を借りて、やんばるのことも広く知ってもらえたらと思います」と訴えた。
「俳優じゃなければ、恵まれない動物のためのNGOで働きたかった」と明かした大野さんは、ボランティア活動についても関心が高く、小林さんから、ミルクボランティアや一時預かりなど、さまざまな活動があることを聞き、特に保護犬・保護猫の移送ボランティアには、「車の運転も大好きなので、僕やりますよ!」と意欲を見せた。
最後にコメントを求められた大野さんは、「いろんなかたちのボランティアがあることをより多くの人が知って、“これだったら参加できる”ということをみんながやっていくことによって、処分される子たちの数を減らしていけると思うと、未来は明るいなと思いました。活動してくださっている方たちに感謝したいし、僕も参加したいと思います」と述べた。
この譲渡会の模様は、下記のページで視聴できる。
「みんなイヌ、みんなネコ」譲渡会ページ
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