歩みを緩めて新しい景色を 小林マナさん「みんなイヌ、みんなネコ」グッズへの願い
sippoのチャリティーイベント『みんなイヌ、みんなネコ』で開催している「みんなイヌ、みんなネコ 募金」には、オリジナルデザインのグッズ付きリターンがあります。そのなかのひとつ、スタイリッシュなサコッシュをデザインしてくれたのは、インテリアデザイナーの小林マナさんです。
インテリアデザインをメインに活動しながら、積極的に保護犬や老犬の預かりボランティアをするマナさんは、今回のデザインにみなさんに届けたいメッセージを込めました。
歩みを緩めて新しい景色に出会って欲しい
「私は今まで、家族と事務所のスタッフたちで細々と保護犬の預かりボランティアをしていたんですが、少しでも多くの人に老犬の魅力を伝えたい、保護犬を引き取る選択時に老犬がいることを知ってもらいたいと思い、2019年に<SLOW>という名前でイベントをしたんです。
その背景には、保護犬のなかでも“老犬の引き取り手が少ない”という現状もありました。
老犬はお世話が大変な側面もありますが、若い犬にはないおもしろさや魅力もたくさんあるんですよ。例えば、お散歩のとき。彼らのペースに合わせてゆっくり歩いたら、いつもの風景が違って見えることに気づいたんです。
そのゆったりとしたペースを日常にも採り入れたら、私自身とても心地よく、どんどん気持ちのいい生活になりました。
<SLOW>という言葉は、私が老犬から教えられたメッセージでもあり、『歩みを緩めて新しい景色に出会って欲しい』という願いを込めた言葉でもあります。
私が預かっている老犬は、目が見えず、耳も聞こえないんですが、私が近寄るとしっぽを振って喜び、私の足元へ来て寝たり、一緒にいると安心してくれるんです。
たとえ意識がぼんやりしていたとしても、彼らは確実に好きなものの方へ行く。それは揺るがない行動で、犬たちが一番望んでいるのは『一緒にいる』ことだったんです。
そこで、できるだけ愛犬と一緒にいて欲しいという望みを『Dear dog lovers』とつづったデザインに込めました」
SLOW×sippo オリジナルサコッシュは2種類
小林マナさんがデザインをしてくれたsippoのオリジナルサコッシュは、2種類できました。
愛犬とのお散歩に必要なペットボトルやうんち袋を収納するのに便利な縦型で、外側にはスマホなどの小物が入る便利なポケットが付いています。
天候に関わらず気兼ねなく使える耐久性のある10オンスのキャンバス地で、汚れが目立たないダークなネイビーカラーもポイントです。
「犬の一番の望みは飼い主といられること」、これもマナさんが老犬との暮らしで気づいたことでした。
Dear dog lovers,
Love unconditionally.
Spend quality time together.
Make life pawfect.
Enjoy walking.
犬を愛するみなさんに向けた、言葉遊びを加えた英文メッセージを「B」のデザインにつづっています。
寄付もできるスタイリッシュなサコッシュで、愛犬とのかけがえのない時間をたくさん楽しんでくださいね。
サイズ:本体/約170×240(mm)・ショルダー部分/約10×1150(mm)
色:ネイビー
※このリターン付き3000円寄付をご支援いただくと、保護犬や保護猫の16日分のお世話代をまかなうことができます。
※AかBをお選びいただけます。
※発送は10月下旬を予定しております。
■SLOW×sippoオリジナルサコッシュはこちらから
保護犬や保護猫をみなさんの力で幸せにしよう「みんなイヌ、みんなネコ 募金」
■9月24日(木)20時30分から、小林マナさんとイラストレーターの平澤まりこさんによるトークライブを予定しています。どうぞお楽しみに!
- 小林マナ(こばやし・まな)
- 設計事務所イマ/インテリアデザイナー。内装設計やインテリアデザインをメインに活動。東日本大震災をきっかけに保護犬や老犬の預かりボランティアを始める。2019年に<SLOW>のイベントを開催。猫2匹、預かり中の保護犬2匹と暮らす。犬や猫たちのために自宅と事務所を併設、家族と事務所のスタッフたちと保護犬の預かりボランティアをしている。インスタグラム @imanimaltokyo
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