心も体もヒーリンぐ　猫をモフり、ゴロゴロを聞きながら眠る幸せ

　ぐっぴーの飼い主（以下「飼い主」）は、冬という季節が好きです。

　ぐっぴーは基本的には人間が大好きなので、季節関係なく飼い主の近くにいるのですが、やはり、他の猫同様、冬は特に近くにいることが多いなと感じます。

　夜の話をしますね。

　実は……一緒に寝ています。

　まぁこれも年中変わらないですが、夏は飼い主の足元の辺りで眠っていることが多いなか、冬になると、脇の下が暖かいのでしょうか……腕枕のような形で、頭と頭がこっつんこしそうな距離で眠ることが増えるのです。

　ぐっぴーが腕の中に入ってきて、すかさずモフモフしますと、なぜかぐっぴーは「なでさせてやってるんだぜ」という顔をしやがります。

　しかし、そんなツンツンな表情と裏腹に、喉から漏れるぐっぴーの正直な気持ち……。止まぬゴロゴロ。ぐっぴーは自分の喉の音色に気が付いていないのでしょうか。

　きっと本当はモフモフしてほしいだけなんだと勝手に思って、眠りに落ちるまでモフモフを続けます。

　冬はモフモフしながら、ゴロゴロという優しい音を聞きながら眠るのが最高なのです。

　また来年も、再来年も、その先も、ぐっぴーとこうして冬を過ごしたいなと思うのでした。

（この連載は毎月15日に更新します）

【関連記事】　体は重いし、愛はもっと重い　猫のぐっぴーが多義語を解説