猫にクリスマス・ケーキを奮発! 喜んだ愛猫は子どものように…

   季節のケーキやお菓子はワンちゃんだけのものと思っていたら、最近は猫用もそろっている。かわいいクリスマス・ケーキを予約して、愛猫「はっぴー」にプレゼントすることに……。

(末尾に写真特集があります)

   先月のこと。クリスマスの贈り物を探そうと、ペットグッズ店に立ち寄ると、クリスマス・ケーキのポスターが貼ってあった。見ると、猫用もいくつかあった。ショートケーキに、カップケーキに、ホールケーキ……。予約しておくと、指定日に冷凍された状態で店まで届くのだという。どれも小麦粉は不使用。見た目はおいしそうだ。

   でも、猫にケーキ……。

   長い猫飼い人生の中でも、初めての経験。食べさせてみたい願望と、本当に食べるのかなという疑問が半々……。店の人に聞くと、今年は犬用以上に猫用の予約が入っているのだという。

チーズのにおいがするぞ
チーズのにおいがするぞ

   よし買ってみよう。2度目のクリスマスを迎える「はっぴー」にプレゼントすることにした。

   飼い主と一緒に食べられる立派なサイズのケーキもあったが、「はっぴー」は一応ダイエット中なので、猫用の小サイズ(直径6㎝×高さ3㎝)のミニケーキを頼んだ。価格は税込みで1058円。人間用のプチケーキの3倍、結構なお値段だ。

   クリスマス・ウィークに入って、さっそく注文したケーキを取りに行った。「Merry Christmas」 と書かれた四角い箱を受け取る。箱は思った以上に小さいけど、やっぱりワクワクする。

   箱を空けると、スポンジの上にクリームとムース状のレアチーズが盛られ、小さく刻んだプロセスチーズ等がトッピングされたケーキが入っていた。

   ケーキをお皿にのせていると、“なに、なに?”という風に「はっぴー」が寄ってきた。セロファンをはがそうとすると、“そのままでいい、待てないよ”というように、いきなり鼻先をクリームにつけた。犬ならこういう時に『待て』ができるのだろうけど……。

   ふだんの「はっぴー」の主食は繊維質の多い、味気なさそうなドライフード。しっとりしたケーキを嬉しそうにほうばる。猫がお菓子を食べるのを見るのは新鮮だ。

   見ていたら、味見してみたくなった。「どれどれ、ちょっとちょうだい」。隅の方をフォークですくって舐めてみた。薄味のヨーグルト風味で、かすかにレモンが効いている。おぉ、おいしい!

   とはいえ、ダイエット中。だから、残りはまた明日ね。

うん、イケる
うん、イケる

   ケーキからはがしたセロファンを捨てようとすると、「はっぴー」が“待って”というように、パッと手を出した。そうするやいなや、セロファンにくっついたレアチーズを舌でペロ~ン。人間の子どもが喜んでやる“あれ”をやってみせてくれた。

   お行儀は悪いけど、なぜか美味しく感じるんだよね。舐めるところがなくなっても、まだペロ~ン……。そんな姿に胸がきゅーんとする。

 今年もいろいろあったけど、無事に過ごせてよかったね。

 はっぴー、これからもよろしく。メリー、クリスマス!

藤村かおり
ペットライター。小説等の創作活動を経て90年代後半から、ペットの取材を手掛ける。2011年~2017年週刊朝日記者、2017年からsippoメインライター。丹念な取材と独自の目線から、動物と人の絆、動物と共に生きる人の心をすくい取る記事に定評がある。ペット関連の著書に『長寿猫』『明日にアクセス』など。現在は保護した黒猫、キジ猫と暮らす。

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この特集について
ねこ飼い日記
古い魚屋の天井が崩れ、落ちてきた子猫「はっぴー」。その成長と、引き取った筆者との生活ぶりを同時進行でつづっています。
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