うまく自撮りできず、一日が潰れる… 猫ぐっぴーが多義語を解説

 ぽっちゃり猫の「ぐっぴー」が、ちょっと使い方の難しい言葉をゆる~く、おもしろく解説する「ぐ辞苑(ぐじえん)」です。一つの単語でたくさん意味がある「多義語」。わかっているつもりでも、使う場面や使い方に迷うことがよくあります。そんな「多義語」の用例を「ぐっぴー」が身体を張って写真入りで説明します。

  第5回は「つぶ・れる(潰れる)」です。

 (多義語の意味は、岩波書店『広辞苑(第七版)』によるものです)

意味その1:おされて原形がくずれる。ひしゃげる。

用例「ベッドフレームで顔の輪郭が潰れる。」

【解説】 ここはぐっぴーお気に入りのベッドの上。しかし、このベッドはぐっぴーにはやや小さいことから、寝ると顔がはみ出る。

 そこで、ぐっぴーがベッドの上にいるときに「オヤツ」という単語を口に出してみる。すると、ベッドからはみ出たぐっぴーの余剰分がベッドフレームに押し出されて輪郭が潰れ、それにより寄った頬が目を圧迫し、輪郭だけではなく目も潰れてしまっている。

 本人が気ならなくても、こちらが気になる。

意味その2:そこなわれる。なくなる。

用例「ここでネズミさんを食らわないと猫としての面目が潰れる。」

【解説】 幼少の頃に一人になり、他の猫とほとんど関わったことがない(であろう)ぐっぴーは、”そこにネズミがいたら喰う” それが「猫」のあり方だと思っているようだ。ネットの情報だろうか。

 ところが、本物のネズミは見たことがないぐっぴー。

 この写真は、100均製の人工ネズミさん(人形)を、本物のネズミだと思い、「ここで喰らわないと、猫としての面目が潰れてしまう」という刷り込みからか、ネズミさん(人形)に睨みを利かせ、舌舐めずりをし、”喰ってやるぞ”と脅しをかけている様子だ。

 もちろん、怖くて舐めることもできなかったことはいうまでもない

意味その3:時間が費やされる。

用例「自撮りが上手にできず、一日が潰れる。」

【解説】 自称インスタグラマーのぐっぴー。実は、自撮りで投稿しているのだ。

 長身イケメンに写るよう、斜め上45°の角度から自撮り棒を駆使してみたり、女優ライトを当てて美白効果を演出してみたり。その努力は凄まじい。しかし、撮影技法ではなく、自身を磨くという発想は皆無なようだ。

 なお、自撮りで撮った写真がこれである。

意味その4:酒に酔って動けなくなる。酔いつぶれる。

用例:「酔い潰れる38歳。」

【解説】 先日、ソファの上で酒を持ってうつらうつらしているぐっぴーを発見。どうやら、少しの間、目を離したすきに、飼い主の飲み干したビールを見て酔いつぶれてしまった様子だ。

 頬を肉球がごとき桃色にそめ、なにやらうわ言で「ちゅーちゅーちゅーる おパンツいかが」と言っている。そう、実は新橋のサラリーマンも酔いが覚めるほどの下戸なのであった。

 なお、その後のグッピーの様子がこちらである。

「おい!酒もってこい!」byぐ。

 あわせて、酔うと面倒なおっさんであることも判明した。

ぐっぴー
2012年冬、瀕死の状態のところをさきに保護される。その後すくすくと成長し、穏やかで優しい大きめの好青年に。誕生日は推定11月2日。5歳。オス。好きなものは履きつぶされた夏のスニーカー。 instagram @gupitaro

さきとも
さきが飼っていた猫「ぐっぴー」に、ともがひと目惚れし、さきともと「ぐっぴー」の謎の共同生活を開始。2015年、思いつきで一緒にInstagramアカウントを開設。現在はふたりで「ぐっぴー」の育成を行う。

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この特集について
ぐ辞苑
猫の「ぐっぴー」が身体をはって、使い方の難しい言葉をゆる~く、おもしろく解説する特集「ぐ辞苑(ぐじえん)」です。
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