ビビりの保護犬ハンターは社交性ゼロ でもかわいい!
月に一度、お爪切りをしてもらうショップは、某大型商業施設の中にあり、その周りは、夕方にもなると多くの愛犬家であふれています。
眼が見えて元気だった頃のココは、本当に社交性があって、どんな大型犬にもごあいさつできるし、ドッグランでも多くの飼い主さんに「かわいい、かわいい」と言っていただき、人気者でした。
一方、自分を人間だと思っていたピンは、ドッグランが大嫌いだったし、お散歩中のごあいさつも最期まで苦手でした。
そして保護犬のハンターはというと、自分を人間だとは思っていないようですが、相変わらず、ビビりで、犬も人も苦手みたい……。
先日も、まるでオフ会のようになっている愛犬家さんの一団が、「ミニピンちゃんですね?」「何歳ですか?」などと声をかけてくださり、特にミニチュアピンシャーとは親戚のような犬種のイタグレちゃんのパパが何度もトリートをハンターに差し出してくださったのですが、ハンターは私の後ろに隠れてしまいました。
「あら~、甘ったれさんなのね」「ママの後ろに隠れちゃったわ」「ママが大好きなのね」などと言われ、ハンターを溺愛している私は、まんざら悪い気もしなかったのですが、夜、夫に話したら、「社会性ゼロ」とあきれ果てていました。
ハンターと共に保護された一騎くんとマウムくんのママも、「なぜ、ここまでビビりなのか」と、よく話すそうです。
ハンターと同じ3月に正式譲渡となったマウムくんも、6月にミニピンが大好きなママに迎えられた一騎くんも、3年が経ちました。3匹はいったい、どんな生活をしていたのか。そして、いまだ“赤ちゃん感”丸出しのハンターは、いったい何歳なのか……。
まぁ、いいです。ビビりでも社会性ゼロでも何歳でも、かわいいハンターなのですから。
sippoのおすすめ企画
「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。