警察犬ドン号、家出少女を制服のにおい手がかりに発見
家出をしていた東京都板橋区の少女(16)をわずか50分で捜し出したとして、板橋署は警視庁鑑識課の警察犬ドン・オブ・S・ウィスタリア号(5歳)を表彰した。
署によると、5月9日午後10時ごろ、父親と口論した後に家出をした少女が行方不明になった。通報を受けた署員らが捜索したが見つからず、署は鑑識課に警察犬の派遣を要請した。
ドン号が活動を始めたのは10日午前2時40分ごろ。少女の制服の臭いをもとに1キロ以上離れた駅で立ち止まり、再び臭いをかがせると、約450メートル先の路上まで署員らを引き連れ、午前3時半ごろに少女を発見したという。枝広基司署長は「強力な助っ人として活躍してくれた」とたたえた。
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