警察犬よ、安らかに…死の直前、行方不明者を発見した犬も!
![アンナ号の納骨をする鑑識課員ら=横浜市栄区](http://p.potaufeu.asahi.com/sippo-c/a959-l/picture/10576992/917db6e75df827844138c98987906f13.jpg)
横浜市栄区の警察犬訓練所で、現役中に病気で亡くなった警察犬をしのぶ慰霊祭があった。神奈川県警の鑑識課員ら約30人が慰霊碑に献花し、本城宏一課長は「君たちは誰もが認める神奈川県警の一員です」と追悼の言葉を述べた。
6月末に7歳で亡くなったジャーマンシェパードのアンナ号は5月25日、横浜市瀬谷区で認知症のため徘徊(はいかい)し、行方不明になった80代の女性を見つけて瀬谷署長賞を受賞した。この時、すでにリンパ腫に侵されていたことが後に分かった。
![追悼のために訓練をする現役の警察犬=横浜市栄区](http://p.potaufeu.asahi.com/sippo-c/c4eb-l/picture/10576993/5d7f1d69c1f7b1e4a2ae698f736cbd08.jpg)
アンナ号を担当していた砂岡健太郎巡査長(28)は、飛びかかって甘えるアンナ号の姿が目に焼き付いているという。「過酷な勤務が続いていたので、天国でゆっくり休んでほしい」と話した。
県警では、1972年に3頭の警察犬から始まり、これまでに82頭が容疑者や行方不明者の捜索などで活躍してきたという。
![献花する鑑識課員ら=横浜市栄区](http://p.potaufeu.asahi.com/sippo-c/56c8-l/picture/10576994/913661324432044769c0d81dabb262c3.jpg)
(佐藤栞)
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