愛犬のオモチャを断捨離! したつもりが…「復活」する理由は?
犬のオモチャには、よく弾むゴム製のものや、かじったり引っ張ったりして楽しむロープ状のもの、布製のぬいぐるみ系などがあります。
わが家の愛犬ぷりぷりは、ふわふわのぬいぐるみが大好き。投げてもらって追いかけたり、口でキャッチしたり。口当たり(?)がいいのか、なめるし、「あむあむ」と噛んだりもする。
基本はワンコ用のオモチャをあげるのですが、ときどきワンコ用じゃないぬいぐるみをいただくことも。これがちょっと危険。目や鼻に硬いビーズなどが使われていると、ガジガジ噛んで、あっという間に取っちゃう。
取るだけならいいんだけど、それを食べてしまい、母は顔面蒼白。ちゃんと体外に出たのか、不安になって何度ウンチを「解体」したことか……。
今では、取って食べてしまいそうな部分はすべて外し、その部分を縫い合わせてからあげています。犬を飼うようになってから裁縫の腕が上がりました。
新しいオモチャをあげると、ぷりは大喜び。その姿が見たくて、オモチャはどんどん増える一方です。
最近、あまりにも数が増えすぎておもちゃ箱の中がいっぱいになってしまったので、母は「断捨離」を決意しました。
①スタメン=大好きでよく遊んでいるオモチャ。
②2軍=ときどき思い出したように遊ぶオモチャ。
③戦力外=オモチャ箱の中から「お出まし」したところを最近、見たことのないもの。
上記3つに選別し、「スタメン」に「2軍」の状態のいいものを加え、あとは「放出」することにしました。資源ごみの日に出そうととりあえずビニール袋に入れ、寝室のクローゼットの中へ。しかし、ズボラな私はそのことをすっかり忘れていたのです。
ある日。ぷりの姿が見当たらない。
「あれ? ぷりたん、どこ行った?」
しばらくすると寝室からトコトコと出てきて、こちらをじーっと見て何かを訴えています。そして再び寝室へ。
行ってみると、クローゼットの扉を手でカリカリ。で、再びこっちを見て、
「ねぇねえ、ここ開けて。中にオモチャを見つけちゃったの」
う……なんでわかったんだ? 「オモチャなんてないよ。ぷりの気のせいじゃない?」とヘラヘラしらばっくれると、すべてお見通しみたいな顔で「いいから、開けて」。
こうなると、ぷりぷりはテコでも動かない頑固モノ。とりあえず何かあげれば納得するだろうと、放出予定の中から1つ取り出すと、「わーい! 懐かしいオモチャだ‼︎」と大はしゃぎ。てか、この間まで見向きもしなかったくせに。。。
そして戦力外通告された選手が見事復活。ぷり再生工場か(笑)。
先々週も先週も資源ごみの日をうっかり忘れてしまい、戦力外の皆さんはまだクローゼットの中で待機中。そして今日も扉の前で「開けて開けて~」とアピールするぷりさん。またもやオモチャ箱が混雑中です。
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