猫は他の猫のおしっこを嫌う! 糞尿被害の防止に役立つ?研究

(写真は本文と関係ありません)
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 猫の尿の成分を塗っておくと、ほかの猫たちが糞(ふん)や尿を残さないことを岩手大学の宮崎雅雄准教授ら日米の研究チームが見つけた。犬のように自分の尿をかぶせず、猫はその場を離れる傾向があった。公園の砂場や家の玄関などでの猫の糞尿被害防止につながると期待される。


 チームによると、猫が嫌がる臭いの忌避剤は市販されているが、慣れると効果が薄れるなどしていた。


 チームは2009~12年、米ルイジアナ州や盛岡市の住宅街など計5カ所で、臭い物質を含む猫の尿の成分を染みこませた濾紙(ろし)を貼り、野良猫など計15匹の夜の行動を数カ月間、ビデオで観察した。いずれの猫も臭いに引き寄せられて濾紙を嗅ぐ頻度が大幅に増えたが糞尿せずに立ち去った。


 今後、人が困る場所で猫に糞尿をさせない防止剤の開発につなげられそうだという。宮崎准教授は「猫と人間の共存に役立ちそうだ。ただ、人が臭いを気にならないよう尿を薄めても効果があるか、さらに研究が必要だ」と話した。


(杉本崇)

朝日新聞
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