「熱風」が心地良い!? 愛犬ココのお気に入りは室外機の前
毎年恒例、バルコニーに置いてあるエアコンの室外機の前で、ココが「夕涼み」ならぬ、「朝暑み」「昼暑み」「夕暑み」をする季節となりました。そんな言葉はありませんけれど。
どんな飼い主さんに話しても、「ええッ?」と驚かれるのですが、夏になり、サッシを締めきって室内でエアコンをかけていると、ココはサッシの前でお座りをし、「開けて、開けて」と私にアピールするのです。
「出たいの? 暑いよ」と言っても、私をガン見してアピール。しかたなく、15センチほど開けると、そこから迷わずエアコンの室外機の前に進み、ココ専用のウッドデッキ(のようなモノ)の上にゴロ~ンと寝転ぶのです。
夏場、エアコンの室外機の前と言えば、息苦しくなるような熱風が吹いています。その熱風の激しさは、エアコンの設定温度に反比例し、いけない、いけないと思いつつ、エアコンの温度を1度、2度と下げるごとに、強い熱風を拭き出します。
3年前の夏に旅立ったピンも、妹犬のココも、そろって、この室外機の前で熱風を浴びるのが大好きでした。
短毛犬なので、冬は寒がり。夏も暑がりだと感じたことはなく、そうとは知らなかったときには、冷却マットを始めとした猛暑対策グッズを買いそろえたものでしたが、どれも不必要でした。
一日中、家で一緒に居られるときは、朝から夕方まで、計3~4回は、この室外機前でのゴロ~ンがあるでしょうか。夏場は、クルマの中に放置されて亡くなってしまう子供さんやワンちゃんのニュースが思い出され、心配になって外をのぞきに行くのですが、ココは本当に気持ちよさそうに、熱風を浴びながらゴロ~ンと転がっているのでした。
勝手に、ピンとココは短毛であるうえ、沖縄県出身だから……と我が家では理解しています。
というのも、どこの生まれかはわからない保護犬のハンターは、ココに呼ばれてエアコンの室外機の前に行くものの、熱風をひと浴びしたら、すぐに室内に帰ってくるからです。
今夏も、専用ウッドデッキの上で気持ちよさそうに転がっているココの姿に、ピンの姿を重ねつつ、ココの長生きを願っています。
ココは8月30日で11歳になります。ピンが天国に旅立った年齢でもあるので、色々心配ですが、エアコン前でのゴロ~ンが大好きなうちは元気な証拠だと、また勝手に思っている今日このごろです。
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