嘱託警察犬「あたり」、雪山のハンカチに気づいて大活躍!
岐阜県警高山署は17日、嘱託警察犬の「あたり」と高山市新宮町のペットホテル経営、谷向昭紀さん(69)に「行方不明者の捜索で多大な貢献があった」として感謝状を贈った。昨年12月に委嘱された、飛驒地方でただ1頭の警察犬「あたり」にとって初の「名誉」だ。
6歳のメスのシェパード「あたり」は4月25日、同市清見町の標高約1500メートルの山間部で、雪の上にあった白いハンカチに気づいた。登山したまま行方不明になり捜索願が出ていた同市の64歳の女性のもので、この情報をもとに同署員たちが翌日、ハンカチの発見箇所から約200メートルの場所で遺体を見つけた。
大江康成署長は「登山ブームや山菜採りなどで山での行方不明者は増えているが、『あたり』のおかげで捜索範囲が絞られる効果は大きい」と感謝。「あたり」と共にいつも出動している谷向さんは「山での捜索には体力が必要ですが、私も頑張りたい」と話した。
(永持裕紀)
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