裸の季節が到来! 保護犬ハンター、さっそく服を脱ぎました

汗ばむハンターは今夏も裸です!
汗ばむハンターは今夏も裸です!

 わずか3頭の“統計”ではありますが、ミニピンたちと暮らし始めて14年が経って、もっとも言えるのは、彼らはとにかく寒がりだということです。


 理由としては、短毛であること。ピンとココについては南国・沖縄生まれであることなどが考えられます。


 以前、『天才!志村どうぶつ園』(日本テレビ系)の作家をしていたとき、会議の席上で、「犬に服を着せてる飼い主って、どうなの?」という話題になりました。言い出しっぺは、犬を飼っていない男性放送作家で、その会議のメンバーの多くは“否定派”だったと記憶しています。


 ところが、年長の私が、「ウチも着せてるよ」と言い放った途端、否定派の全員が固まり(苦笑)、次の話題へと変わりました。


 なぜ、服を着せているのか。それは犬たちが寒がりだという以外に、ココは皮膚がとても弱く、裸のままだと、かゆい部分をかきむしってしまい、大変なことになるから、という憂うつな理由もあります。


 季節的なこともあるのか、いまの時期は落ち着いているのですが、ちょっと油断をすると、おなかのあたりが赤みを帯びて、そこを頻繁にかきむしるココ…。


 ココが身体をかく音で、夜中、目が覚めてしまうことが何度あったかわかりません。


 だからココは、シャンプーをして、ドライヤーで乾かした直後に、いまも服を着せているのです。特に暑がることもなく、服が嫌いでもなさそうなココは、ほぼ一年中、服を着ています。


 一方、保護犬のハンターは、まだまだ元気いっぱいで、素人判断の“推定年齢”は下がっていくばかり…。これも、わずか3頭の統計なのですが、ミニピンは4歳を過ぎたあたりから、ピョンピョン跳びはねる回数が少なくなるのを始め、行動が落ち着いていきます。


 ですが、ハンターは相変わらずアクティブで、長い尻尾をビュンビュン振りながら動き回っているので、気が付くと身体が汗ばんでいるほどです。


 というワケで、東京が夏日を記録した4月16日からハンターは服を脱ぎ、”裸“で過ごしています。


 これが本来の姿なれど、裸というのは私たち夫婦にとって、とても新鮮で、「ハンちゃんの裸、カワイイね~」「ウチに最初に来た頃より確実にツヤが良くなってるよね~」と、親バカな会話が弾んでいます。


 ちなみに、ハンターは、シャンプーは苦手ですが、ホットタオルで身体を拭かれるのは大好き。ハンターのために、柔らかいタオルをおろしてあげました。


 裸の季節、到来。恐らく、ハンターは“裸派”です。

山田美保子
1957年生まれ。青山学院大学卒業後、ラジオレポーターを経て、放送作家、コラムニストなどを務める。『踊る!さんま御殿!!』の構成や、『サンデージャポン』『ドデスカ!+』などのコメンテーターを務める。ほかに雑誌、新聞、WEBに連載多数。

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この連載について
山田美保子の育犬日記
人気放送作家の山田美保子さんが愛犬たちとの日々をつづるブログ。ペット愛好家セレブの御用達グッズなど、芸能界の話題も。
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