動物プロダクションで、ライオンにかまれ男女2人が重傷

ライオンが飼育されている施設に入る保健所職員ら=23日、千葉県成田市
ライオンが飼育されている施設に入る保健所職員ら=23日、千葉県成田市

 テレビ番組などに出演する動物を飼育・調教している千葉県成田市吉岡(きちおか)の「湘南動物プロダクション」で23日、社長の女性(55)と役員の男性(28)が、10歳の雄のライオンに顔や頭をかまれて重傷を負った。病院に運ばれたが、命に別条はないという。当時、おりの中でライオンの体を洗っていたといい、県警と県は詳しい状況を調べている。


 23日午前11時ごろ、同プロダクションから「ライオンに人がかまれた」と119番通報があった。県警によると、重傷を負った2人と別の女性従業員の計3人で、おりの中でライオン1頭の体を洗っていたところ、男性が突然襲われ、助けようとした社長もかまれた。下腹部を洗っている時に暴れ出したとの情報があるという。県警は安全管理に問題があった可能性があるとみて、業務上過失致傷容疑で調べている。

ライオンが飼育されているとみられるおり=23日、千葉県成田市
ライオンが飼育されているとみられるおり=23日、千葉県成田市

 県衛生指導課によると、ライオンを飼育する際には都道府県知事の許可が必要で、同社は2012年と14年にライオンを計20頭飼育する許可を取得。16年9月現在で15頭を飼育していた。県はこの日、事故の状況を調べるため、動物愛護法に基づき同社に立ち入り検査を行った。


 近くの畑で農業をしている男性(75)は事故直後に現場に駆けつけた。「おりの中に血だまりができていた。ライオンは普段はとてもおとなしいが、やはり怖い動物」と話した。

朝日新聞
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