看板猫4匹が待つ夜カフェ 人見知りは一切なし
旭川駅から徒歩5~6分で到着する隠れ家的カフェ「Ⅶ CAFE(セブン カフェ)」には、お行儀のよい看板猫4匹が勢ぞろい。引き取られてきた順番に八坂ちゃん(7歳♀)、四条君(6歳♂)、錦ちゃん(6歳♀)、空也ちゃん(7歳♀)、全員保護猫出身です。美しい響きの名前は、以前京都にハマって通い詰めていたという、動物好きのマスター尾形智勝さんの命名です。智勝さんは「旭川には猫カフェがなかったので、猫がお店のマスコット的存在になってくれると思って引き取りました」と話します。
お店育ちの猫たちにとって、〝知らない人がやってくる〟のは当たり前のことなので、まったく人見知りすることもなく、それぞれマイペースでゆるゆると店内を闊歩しています。さすがは看板猫だけあって、決してテーブルの上に上がったり、お客様に食べ物をねだったりせず、智勝さんが買い物などで外出する時も「ハウス」と言うと、みんな聞き分け良くケージの中に入るそうです。
以前はサントリージガーバーで店長をしていたという智勝さんが、7年前に〝夜カフェ〟として始めたこちらのお店は、今や圧倒的に猫目当てで来店するお客様が多いとか。客層も昼間は高校生、夜は仕事に疲れたサラリーマンから夜中は深夜労働をする人々までさまざまで、智勝さんは「お客様は自分が作るカクテルやコーヒーよりも、猫たちに癒されるのが目的でいらっしゃるようです」と笑います。
大好きなマスターの後を付いて回る八坂ちゃん、食いしん坊の四条君、真っ白の毛並みが美しいペルシャの錦ちゃん、そしてハンモックでのお昼寝が大好きな空也ちゃん。それぞれ個性的で賢い看板猫4匹が待つ夜カフェには、ゆったりとした時間が流れています。
(取材・平野敦子)
VII CAFE
●北海道旭川市3条通7-421
●TEL 0166-25-0767
●営業時間/14:00~翌2:00
●定休日/不定休
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