猫の殺処分をなくそう! 盛岡市長がNPO「もりねこ」とトーク

ネコを見つめる谷藤市長(左)ともりねこの工藤幸枝代表理事=盛岡市菜園2丁目の猫カフェもりねこ
ネコを見つめる谷藤市長(左)ともりねこの工藤幸枝代表理事=盛岡市菜園2丁目の猫カフェもりねこ

 盛岡市の谷藤裕明市長が19日、同市で飼い主がいないネコを保護したり譲渡したりする活動を続けるNPO法人「もりねこ」を訪れた。市長は、殺処分されるネコをなくそうというNPOとともに問題解決に取り組むことを約束した。

 市民団体と市長が懇談し、市政に反映させる「市長おでかけトーク」の一環。「もりねこ」は2014年にネコと触れ合える喫茶店として活動を始め、今年1月にNPO法人になった。これまで約250匹を保護し、約200匹を譲渡した。

 懇談では、NPO側がネコに避妊・去勢手術を施さない飼い主や、野良猫に無責任にエサを与える市民への対応をただした。谷藤市長は、地域で野良猫を管理する「地域猫」事業で5年間で160匹のネコの避妊手術をしたことに触れ、さらに啓発活動に力を入れる方針を示した。

(斎藤徹)

朝日新聞
朝日新聞社の媒体に掲載されたおすすめの記事を紹介しています。

sippoのおすすめ企画

連載「保護猫の迎え方」

猫を家族に迎えたいと思ったら、選択肢に保護猫も入れてみませんか?連載「保護猫の迎え方」では、7回にわたって保護猫の迎え方を詳しく紹介していきます。

Follow Us!
犬や猫との暮らしに役立つ情報をお届けします。