猫のお留守番 えさは1日1皿ずつ食べる⁉
ゴールデンウィークも間近。ペットを飼っていると、なかなか長期間は出かけられないんじゃないか……猫を飼う前は、そう思っていました。
しかし、猫を飼っているという女性ミュージシャンN.Mさんが、テレビで衝撃的なことを言っていたのです。
司会者「ツアーのときなんかは、猫はどうするんですか?」
M「1週間くらいなら、家を空けても大丈夫なんですよ」
司会者「預けたりしないんですか? えさは?」
M「えさはですね、1皿に1日分、それを7つ用意して並べておくんですね。すると、うちの子は、端から1日1皿ずつ食べていくんです。おりこうでしょ」(かなり前なので、会話はあいまいです)
Mさんが言うには、知人に見に行ってもらったか、ペット用の室内カメラで確認したかで、「1日1皿食べていた」ことは、ほぼ確からしいのです。
まじか! 猫って、あげただけ食べちゃうわけじゃないんだ!(よく食べる猫はそうとは限りませんが)。猫って、そんなに手がかからないのか、と思ったことも、猫を飼うきっかけのひとつでした。
実際に猫を飼ってみると、さすがに1週間も放置するのは心配ですが、2~3日なら問題なくお留守番してくれます。
留守番の際には、主に以下の5つが心配になります。
(1)えさ
(2)水
(3)トイレ
(4)いたずら
(5)空調
まず1のえさ。Mさんのように7日分の皿を用意するのではなく、自動給餌器というものを購入しました。
電池で動き、大きめの植木鉢くらいのサイズ。蓋つきの入れ物にカリカリえさを補給しておけば、決まった時間に自動的にザバーっとカリカリが出てきて、猫まっしぐらというわけです。
1日3回くらいまでタイマー設定ができ、量も猫の体格に合わせて10グラムずつ調整できます。
朝と夜、2回に分けてえさを与えているので、仕事の遅いときに使おうと思って購入しました。でも実際は、遅いと分かっているときは、朝にたくさんえさを入れておけば少しずつ食べてくれるので、普段使うことはありませんでした。
しかし、その自動給餌器は倒すと、ふたがあいて全てのカリカリが出てきてしまうので、食い意地の張った猫の場合は心配かもしれません。
それに、えさが出てくるときに“ウィーン!”とけたたましい音が鳴るので、我が家のビビり猫は、えさが出てきた瞬間はさっと逃げ、遠くから様子をうかがって、安全を確認してから食べていました……。
そんなわけで、留守中のえさ問題は、Mさんの猫でなくても、意外とクリアできます。
次回も、猫のお留守番について綴ります!
(ヤスダユキ)
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