好奇心旺盛なハンター 初めての食べ物に興味津々
ハンターがピンに似て食い意地が張っていることは前回、書かせていただきました。ま、よく考えてみたら、それは飼い主である私に似ているということ(苦笑)。そして食いしん坊ということでは、ココも同じです……。
今年8月で10歳になり、我が家に来てからも間もなく8年になるココは、私たちが食べているモノの中で、何がもらえて何がもらえないのかを熟知しています。
でもハンターは、なんでももらえると思っていて、絶対に犬が食べてはいけない食品やジャンクフードのようなものにも高い興味を示すのでした。
とはいえ、保護犬だからか、とても怖がりなハンターは、私や夫が差し出しても、すぐには食べません。ガン見したり、ニオイを嗅いだりして、かなり慎重に確認してから、私たちの指に噛みつくようにしながらガブッと食べるという特徴があります。
このあいだ、ハンターは、明らかに初めて見る食べ物と遭遇しました。それは、夫の女性部下の方が帰省先から送って来てくださったカニでした。
発泡スチロールのケースに入った立派なカニをハンターは、近寄っては逃げ、近寄っては逃げしながら、最後は興味津々な表情でなめ回すようにチェック。「これ、何?」という表情をしながら、私を見上げました。
「これはねぇ、ハンちゃん、食べられないんだけど、カニっていうんだよ」と説明(!)すると、「へ~」という顔をしていました(←全部、私の想像ですが……)。
ほかにも、変わった形をした野菜とか果物には、いつも新鮮にリアクション。そのせいか、ハンターはどんどん表情が豊かになり、ますます、かわいくなっています。
保護犬は徐々に本性を現す……と聞いていましたが、ハンターはとにかく好奇心旺盛だし、いたずらっ子なので、我が家でやる行事という行事は、全部説明してあげて、一緒に参加できることには参加してもらっています。
1月は「七草がゆ」の説明もしたし、2月は一緒に節分の豆まきをしたし、バレンタインデーには、「GREEN DOG」さんで買った「京おふちゃんミックス」をチョコがわりにプレゼントしました。
季節の食材も、なるべくハンターには見せてあげようと、このあいだは、フードにゆでた菜の花を入れてあげました。
見るものすべてに興味を示す好奇心旺盛なハンターのお陰で、カレンダーに敏感になっている私です。
3月22日は、正式譲渡から1年。その日を誕生日に設定したので、ハンターは4歳になります。推定3~5歳と説明を受けたのですが、ミニチュア・ピンシャー3頭目の我が家の尺度で、「2歳に近い3歳」と判定させてもらったからです。
先日、ずっとハンターのことを気にかけていてくださっている女優の浅田美代子さんから「もう一年? 早いね~」とも言っていただきました。
「女優」と言えば、ハンターは昨夏、私の大学の同級生でもある女優の名取裕子さんと「デイリースポーツ」に写真を載せていただきました。
ハンターが我が家に来てくれたお陰で、楽しみは2倍に増えました。ココも、そして天国のピンも、きっと喜んでくれていると思っています。
sippoのおすすめ企画
「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。