育ってきた環境が違うから~? 猫にも性格の違い

こたつが熱くなって出てきた天真爛漫なあんず
こたつが熱くなって出てきた天真爛漫なあんず

 ♪育ってきた環境が違うから~

 

 と、ヒット曲「セロリ」の中で、SMAPと山崎まさよしさんは、男女の違いについて歌っていましたが、猫も同じ事が言えると思うんです。

 

 我が家に来た2匹の猫は、2011年4月末生まれの「あんず」と、同年5月初旬生まれの「モモ」。

 

 どちらもメスで、同じゴールデンウイーク生まれ、うちに来る直前は保護宅の同じケージの中で暮らしていたのですが、生まれたばかりの環境は全く違ったようでした。

 

 2匹の性格が全く違うのは、その生い立ちのせいなのではないかと、私は推察しています。

 

 サビ柄のあんずの母猫は野良で、どこかのご家庭の、蔵だか物置だかでひっそり5匹の子猫を産み、しばらく家族で暮らしていたそうです。

 

 その後は母子で動物病院に預けられ、飼い主を探すためにNPO団体が譲り受けたとのことでした。

 

 生後まもなくは母猫のお乳を飲み、たくさん甘えて、我が家に来るまではきょうだいでわいわい過ごしていたあんず。

 

 そんな生い立ちのせいか、天真爛漫(らんまん)で人なつっこく、甘えん坊に育っています。

 

 初対面の人にもゴロゴロすり寄って、腹まで見せる警戒心のなさ。

 

 きっと、人間から嫌な仕打ちを受けたことがないという証拠でしょう。

 

 そして、彼女には夜になると必ず行う“おしごと”があります。

 

 それは“ふみふみ”活動。

 

 こたつに当たる私にすり寄ってきて、一心不乱に私の腰やお腹、太ももに前脚をかけて“ふみふみ”するのです。

 

 この行動は、母猫のお乳が出るように“ふみふみ”することから由来していて、猫の幼児性を意味しているそうです。

(ちなみに、夫にはあまりふみふみしません。女性の方がやわらかいから?)

 

 ふみふみタイムは日によって異なります。短いと10回ほど踏めば済みますが、長いときだと20分近く続くことも……。

 

 だいたい、そのまま気持ちよくなって寝てしまいます。今年は5歳になるのに、赤ちゃんのようです。

 

 さらに、あんずはおしゃべりが大好き。

 

 遊びたいとき、おなかが空いたとき、食事が終わったとき、パトロールのとき、目覚めたとき、どんなときでも「ニャー」で意思表示をします。

 

 人間が電話で話しているときも、「自分も話す!」とばかりにニャーニャー割り込んで来るので困ります。

 

 嬉しいのは、「ただいまー」「おはよー」「あんず、元気?」という人間のあいさつに対して、必ず「ニャー」と元気に答えてくれるところ。

 

 もう少しで人の言葉が話せるようになるのではないかとすら思うこともあります。

 

 いつも賑やかで、明るく、病気もしません。

 

 一方、もう一匹の猫モモは、陰のある薄幸の美少女、という印象です。

 

 その生い立ちは……次回に続きます。

 

(ヤスダユキ)

sippo
sippo編集部が独自に取材した記事など、オリジナルの記事です。

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