2023素敵な笑顔で賞 MIX犬「にじ色」

2023年の「sippoストーリー」の中から、編集部が選んだベストセレクションをお届けします!

編集部よりひとこと
素敵な笑顔の「にじ色」ちゃん。その笑顔をみている私も、気づけばニコニコしていました。にじ色ちゃん、幸せな気持ちにしてくれて、ありがとう!(磯)

<sippoストーリー>
にじ色/女の子/マルチーズ×ミニチュアダックスのMIX犬/今年で15歳
普段の呼び名:にじ色、にんちゃん、にんにん、にんとん、にんまる、とんまる
飼い主さんのニックネーム:かんちゃん

■名前の由来はなんですか?
2017年に動物愛護団体に保護されていた時は「にじりちゃん」という名前がついていました。両前脚が不自由なため、その歩き方が由来と思われます。当時、健気でマイペースな姿とともに多くの人にも親しまれた名前だったので「にじ」という響きは残したいと考えました。「にじ」の響きにカラフルでハッピーなイメージのある「虹」の意味を含ませることを思いつきました。これまでつらいことがたくさんあったと思うけれど、にじりちゃんらしさはそのままに、カラフルでウキウキ楽しくなっちゃうような毎日にしてあげたい!という思いから名付けました。

■出会ったきっかけはなんですか?
動物愛護団体さんのSNSで写真と保護経緯などを知り、家族に迎えたいと思いました。

家に来たころの「にじ色」

■今回選ばれた写真はどんな時に撮った写真ですか?
通院先(慢性腎臓病で療養中)の動物病院の駐車場にて。病気発覚と同時に食欲や活気が低下してしまい、毎日、試行錯誤しながら過ごしていました。この日は久しぶりに心地よさそうな笑顔が見られ、家族みんながホッとした瞬間でした。

■ペットとの忘れられないエピソードは?
2018年に家族で北海道旅行をしたとき、北海道胆振東部地震で被災しました。旅行先で避難民となったため、食べるもの、寝る場所、移動など、あらゆることに困りましたが、普段からトレーニングや手作り食をしていたことがいろいろな場面で功を奏し、帰宅まで穏やかに過ごすことができました。なんなら困難な状況を楽しんでいるようにすら見えて、人間のほうがたくさん元気をもらいました。

■ペットと一緒に暮らし始めて、あなたに起きた変化はありますか?
少し料理をするようになった。今を大切に生きること。穏やかな日常こそ幸せだと教えてもらい、感謝しています。

■他の飼い主さんに薦めたいグッズは?
はら巻きと棒灸。血の巡りがよくなると内臓の働きがよくなり、免疫力アップにつながります。慢性腎臓病による体調不良と胃腸炎が重なってしまったときでも低体温にならず、下痢や嘔吐は半日でおさまり、食欲も回復。見事に復活してくれました(体や脚の裏を触ったり、呼吸を確認して温まりすぎにも注意てします)。

■オススメのおでかけスポットは?
湘南、鎌倉。お散歩しながら街を散策したり食事したり。同伴できるスポットが多いので、人も犬も楽しく過ごせます。

■最後に、ペットへのメッセージをお願いします
愛してるよ。ずっと一緒だよ。

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