愛犬と相性が合う2匹目を迎える方法は?(提供:gettyimages)
愛犬と相性が合う2匹目を迎える方法は?(提供:gettyimages)

犬の多頭飼いのメリットと注意点 愛犬と相性が合う2匹目を迎える方法は?

目次
  1. 多頭飼いのメリット・魅力
  2. 多頭飼いの注意点
  3. 多頭飼いを成功させるポイント
  4. 多頭飼いで先住犬の次に保護犬を迎えるときの注意点
  5. 多頭飼いで先住犬の次に猫を迎えたいときの注意点
  6. 家族全員が幸せに暮らせるように

 かわいい犬や猫に囲まれて暮らす多頭飼い。「いつかはもう1匹を迎えたい」と憧れている飼い主さんは多いのではないでしょうか。一方、愛犬と相性が合うかどうか心配になりますよね。お世話にかかる時間、食費や医療費など費用も気になるところでは?

 犬のしつけ方教室PARA主宰の長谷川あや甫先生ご夫妻は、犬2匹+猫4匹と暮らしています。「犬たちは相性を考えて迎えたものの、猫たちは思いがけず保護した子ばかり」と長谷川先生。それでも楽しくにぎやかな大所帯の多頭飼いを楽しんでいます。今回は犬猫それぞれの性格に合わせて暮らす多頭飼い成功のこつを伺いました。

監修:長谷川あや甫(はせがわ・あやほ)
犬のしつけ方教室・ようちえん「PARA」主宰。Animal Fancier’s Club公認インストラクター。一般社団法人優良家庭犬普及協会常任理事。社会福祉法人日本介助犬協会外部講師。福島県を拠点に全国でしつけ方教室やインストラクターの育成、ノーズワークの指導を行っている。

 犬たちが仲良くしている姿を想像するだけで、飼い主さんは幸せな気分になりますよね。さらに愛犬にとっても生活が豊かになるメリットがあります。魅力的な多頭飼いについて考えてみましょう。

メリット1 犬に対する社会性が育つ

 愛犬がほかの犬と会う機会が散歩のときなど限られている場合は、2匹目がいたほうが犬同士の付き合いが増え、犬に対する社会性が育つ一面があります。最初は互いのボディーランゲージ(気持ちを表すしぐさ)を読んだり物や場所を譲り合ったりして、トラブルを回避しながら適切な対応を学ぶことから。その付き合いの積み重ねによって仲良くできるようになるかもしれません。ただしほかの犬(2匹目以外)との社会性が育つか、同じように仲良くできるかは別です。

 また、先住犬が慎重なタイプで2匹目が積極的なタイプだった場合、先住犬が2匹目に助けられてチャレンジする一歩を踏み出せることもあります。私たちが初めて入ったレストランで、周りを見ながら注文したり食べたりするのによく似ていますよね。

メリット2 運動不足やストレス解消になることもある

 2匹の性格が合って家でも遊べるようであれば、毎日の散歩に加えて運動不足やストレスの解消になります。そこまで仲良くならないかもしれませんが、1匹で過ごすよりは活動する時間が多少上がるはず。ただし、家族とそれぞれの犬が一対一で過ごす時間も必要なので、とくに最初は散歩を1匹ずつ行くことに。飼い主さん自身の運動不足解消にもなります。

メリット3 飼い主の癒やしが増える

 犬たちが元気に遊んだりくっついて寝たりしている姿を見れば、飼い主さんも癒やされますよ。もともと「癒やし」は人間が安全と察知する本能といわれています。2匹のかわいく穏やかなシーンが増えれば、きっと1匹より癒やしも増えるでしょう。

 多頭飼いは「飼い主さんと犬たち」という関係になりがち。「飼い主さんと先住犬」「飼い主さんと2匹目」と、それぞれの愛犬とコミュニケーションをとるのが幸せな関係を築くために大切です。

 いつか愛犬が亡くなったとき、残った1匹がペットロスから脱して前を向く後押しをしてくれるかもしれません。悲しみは変わりませんが、犬の世話や散歩を通して少しずつ日常に戻れるきっかけになります。

犬の社会性が育ったり、飼い主の癒やしが増えるなどメリットも多い(提供:gettyimages)

 多頭飼いにはさまざまなメリットがあるものの、数が増えればお世話の手間と時間が数倍になることもあります。「1匹では寂しそうだから友達を迎えよう」と多頭飼いを初めても、相性が合わなければ寂しい犬が2匹に増えただけ……ということに悲しいことになりかねません。愛犬の性格や家庭の状況を見直し、多頭飼いの注意点を確認してくださいね。

注意点1 多頭飼いに向かない犬

 人間が十人十色といわれるように、犬もフレンドリーなタイプもいれば周りとの付き合いが苦手なタイプもいます。飼い主さんを困らせる問題行動が出ている場合、2匹目に伝播するケースも。まずは愛犬が多頭飼いに向いているかどうかチェックしましょう。

・生活スタイルの変化に対応するのが苦手な犬
 新たな犬が加われば飼い主さんとの生活が大きく変わります。見知らぬ相手とひとつ屋根の下で暮らすことになるので、先住犬が2匹目を受け入れられるように飼い主さんが工夫する必要があります(詳しくは「多頭飼いを成功させるポイント」で解説)。

・ほかの犬が苦手な犬
 ほかの犬を見るとほえたり逃げたりする犬は、犬との付き合い方がわからず不安の対象になっています。2匹目を迎えても受け入れられないかもしれません。

・社会性が十分身についていない犬
 他者(家族以外の人や犬)とうまく交流できない犬は多頭飼いに不向き。社会性が身についていない犬は社会化も十分にされていないことが多く、生活スタイルの変化も苦手です。

・警戒吠えや要求吠えをする犬
 犬は群れをなす生き物なので同居する相手に影響を受けます。1匹目が警戒してほえる場合、2匹目もほえるようになることがよくあります。要求してほえる場合も興奮が伝播(でんぱ)して2匹でほえるかもしれません。

・物や場所を守る犬
 フードやガムを食べているとき、おもちゃで遊んでいるとき、ベッドで休んでいるとき、家族のひざでくつろいでいるときなどに、愛犬が近づいてきた相手にうなったりほえたりすることはありませんか? このように物や場所を守る犬は多頭飼いに向いていません。自分にとって大切な物や場所(価値の高い対象)への所有欲で守る行動、あるいは奪われるのではないかと不安を感じている行動です。2匹目と取り合いになれば深刻なトラブルに発展する恐れがあります。

多頭飼いは愛犬の性格や家庭の状況の見極めを(提供:gettyimages)

注意点2 相性によっては犬のストレスに

 気が合わない相手との同居は犬にとってストレス。大切な物や場所はもちろん、飼い主さんの愛情を巡って争うようになる心配も。イライラした気持ちが他者に向かう転嫁行動で、家族がかまれてけがをする危険もあります。飼い主さんも2頭の関係に気を使ってストレスを感じることになってしまいますよね。

注意点3 お金がよりかかる

 犬の生涯必要経費は、200万円以上(※)というペットフード協会のデータがあるので、2匹に増えれば単純計算でも2倍になります。食費や生活費など少額であれば対応できるかもしれませんが、けがや病気になれば高額の医療費が発生する場合もあるので備えが必要です。

注意点4 お世話により時間がかかる

 迎えたばかりの犬はしつけや社会化、動物病院への受診などで時間がかかります。その後のお世話も2匹分が必要で、1匹のときの2倍以上の手間を想定しておいてください。もし留守番の時間が12時間を超える家庭は、多頭飼いを検討し直したほうがいいでしょう。

注意点5 ごはん(体質によってわけることも)

 年齢や体調に合わせて、食事を変えたり投薬の管理をしたりする必要があります。犬たちを並ばせてごはんをあげている家庭も見かけますが、年齢や病気、アレルギーでフードを変えることも考えて、離れたところで食べさせる工夫が必要です。

注意点6 犬の問題行動が連鎖することもある

 たとえば「1匹目が留守中にほえるのは寂しいからだ」と思い込んで2匹目を迎えると、不安が伝播して2匹目もほえるようになることもよくあります。犬にほえる、トイレができない、散歩のときに引っ張る……などの問題も連鎖しがちです。

注意点7 家族の状況もチェックしておく

多頭飼いになるとお世話の担当が1人では対応しきれないので、家族全員の協力が必要不可欠。慌ただしくなることを踏まえ、2匹目は家族が心身ともに元気なときに迎えましょう。私は出張することもあるので、夫だけでも犬猫の世話ができるようにルーティンを組んでいます。

頭数が増える場合の世話は家族でしっかり相談を(提供:長谷川あや甫先生)

 多頭飼いで気になるのは先住犬と2匹目の相性ですよね。ほかにも対面方法や暮らしの優先順位など、迷うことが多いのではないでしょうか。先住犬が2匹目を受け入れること、2匹目が新たな生活に慣れることをクリアした先に、仲良くなれる未来があるはず。ここでは多頭飼いを成功させるポイントを紹介します。

ポイント1 相性を確認する

 愛犬と2匹目候補の犬を合わせて反応を見るのも一案ですが、相性チェックを犬に任せても成功するとは限りません。私たちも外出先で顔を合わせただけの相手と同居を始めてうまくいくとは限らないですよね。2匹目候補の人や犬に対する接し方が愛犬と似ているかどうかくらいはわかるかもしれません。

 保護犬を迎える場合は2週間程度のトライアル(試しに暮らす)期間があるので、実際の生活ぶりを確認できます。

ポイント2 性別と年齢の組み合わせを考える

 犬同士の多頭飼いは、異性同士のほうが成功しやすいといわれています。性別にこだわりがなければ、去勢手術済みのオスと不妊手術済みのメスの組み合わせを検討しましょう。年齢は5歳前後離れていたほうが手がかかる時期や介護の時期と重ならず、飼い主さんの負担が多少は減ります。かといって子犬と老犬の組み合わせでは、やんちゃな子犬の相手に疲れた老犬が体調を崩してしまうケースもあるので、年齢が離れすぎないようにしましょう。

ポイント3 体格が近い犬同士のほうが事故を防げる

 犬種によって体格差がありますよね。たとえば小型犬のチワワと大型犬のゴールデンレトリバーでも相性が合うことはありますが、2匹がちょっとぶつかっただけで小型犬はけがをしてしまうかもしれません。犬たちが中型犬以上であれば事故の可能性は減ると思います。体のサイズは同じくらいのほうが思わぬ事故を防げます。

ポイント4 子犬を迎える場合の対面方法

 子犬を迎える場合の対面方法の流れを紹介します。いきなり合わせるよりも手順を踏んだほうが仲良くなれる可能性が上がります。

<先住犬と子犬の対面の流れ>
1:部屋にサークルやクレートを設置して子犬の居場所をつくる
2:先住犬が子犬から離れて過ごせるところを確保する。たとえば子犬のスペースをリビングに限定して、先住犬は別室に行かれるようにしておく。
3:連れ帰ってきた子犬をクレートに入れたまま部屋に入る。数分程度合わせたら先住犬を別室へ移動させる。
4:子犬をサークルに入れて落ち着いたら、先住犬を入室させる。サークル越しに10分程度交流させてから別室へ。交流の時期は、犬によっては短くしたほうがいいケースもある。
5:先住犬が別室にいる間に、飼い主が子犬と遊んだり社会化を進めたりする。先住犬を入室させるときは子犬をサークルに入れ、じかに接触する前に互いの存在を少しずつ認識させる。
6:同じ部屋にいる時間を10分ずつ長くして、10日ほど経って互いになれてきた様子なら、2秒程度のあいさつからじかに接触させてみる。

犬同士の性格や年齢を考慮(提供:gettyimages)

ポイント5 成犬を迎える場合の対面方法

 続いて、成犬を迎える場合の対面方法は2人以上で行います。いきなり自宅に連れ帰って合わせるより、最初に屋外で対面し、次に自宅にいることを認識させ、顔見知りになることを目指しましょう。

<先住犬と成犬の対面の流れ>
1:自宅に2匹を分けるスペースをつくる。たとえばリビングと廊下をペットゲートなどで分ける(最初は犬たちが接触しないように二重にしておくほうが安心)。
2:先住犬とよく散歩に行く人が先住犬を連れて公園に行き、もう1人が2匹目を連れてくる。
3:そのまま先住犬と2匹目を連れて、前後に離れて30分程度散歩をする。
4:帰宅してから先住犬を先に家に入れ、ペットゲートを閉じてから2匹目を入れる。
5:先住犬と2匹目のスペースを分けた状態で、家族がそれぞれと遊んだり触れ合ったりする。
6:散歩のときは3と同じように前後に離れて歩く。数日かけて距離を縮め、あいさつをさせてみる。ときには担当の犬を交代して歩く。
7:10日程度経ったら、2匹にリードをつけて同じ部屋で過ごしてみる。緊張する様子が見られたらすぐに元のスペースに2匹を戻す。互いが見えるところで別々に楽しいことをする時間をつくることも大切。犬たちが少しずつ互いを受け入れられるようにサポートを続ける。

ポイント6 クレート、ベッド、トイレを分ける

 ケージ(クレート)はひとりでゆっくり過ごすためのハウスなので頭数分を用意しましょう。くつろぐためのベッドは頭数分+1以上が理想。選択肢が多いほうが互いに距離をとって上手に付き合えることが多いと思います。

 見落としがちなのはトイレです。同時に排泄(はいせつ)することはないから1個でいいと思うかもしれませんが、今まで専用トイレだったのが共用トイレに変わることを受け入れられない犬もいます。最初は2個設置して、犬たちの排泄の回数やタイミングに変わったことがなければ、1個に減らしてトイレシートを頻繁に取り換えるようにしましょう。

ポイント7 先住犬ファーストがよいとは限らない

 先住犬と2匹目の優先順は、多頭飼いで飼い主さんが勘違いしやすいポイントです。「先住犬を優先しよう」も「先住犬だから我慢して」も不正解。大切なのは順番ではなく、犬たちに同じくらい手間と時間をかけてあげること。

 2匹目が子犬でも成犬でも最初は手がかかるので優先せざるを得なくなりますが、そこで先住犬のお世話を大幅に減らすのではなく、飼い主さんが今まで以上に犬のために時間を使ってくださいね。あまり関わっていなかった家族が参加する場合は、お世話の方法を練習するところから始めましょう。日常のルーティンに参加することで犬との関係づくりもできます。

 多頭飼いの暮らしが落ち着いてきたら、お世話の順番は犬同士の様子を見て飼い主さんが決めてください。犬にとってのお気に入り(価値が高いもの)が違う場合は譲り合うこともあります。ただし犬がシニアになれば、いたわる気持ちを込めて食事や触れ合いを優先することも必要になってきます。

ポイント8 トラブルが起きてしまったら専門家に相談する

 飼い主さんの犬に関する知識や情報のアップデートも重要です。多頭飼いの成功に向けてドッグトレーナーなどの専門家から学ぶ機会を設けてください。できれば愛犬と一緒にドッグトレーナーのしつけ方教室に通ってもいいですね。

 多頭飼いを始めてからトラブルが起きた場合、ネットの情報だけでは解決できないことも多いので、あらかじめドッグトレーナーと顔見知りになっていれば速やかに相談でき、問題解決への一歩を早く踏み出せます。

最初は屋外で対面し次に自宅にいることを認識、顔見知りになることを目指そう(提供:gettyimages)

 保護犬は保護主(保護団体)に性格などを聞けるのがメリット。「愛犬と気が合いそう?」と漠然と聞くのではなく、たとえば下記のように具体的に質問したほうが先住犬との相性も確認できます。

<保護主に確認すること>
・他の犬に会ったときの反応は?
・他の犬との接し方や遊び方は?
・新しい環境に来たときの様子は?
・家の中にある怖いものは?
・散歩のときに怖がるものは? ……など

 また、保護犬はトライアル期間が設けられていることが多いので、実際に暮らして相性を確認できるのも良い点です。保護団体には、相性が合わなければ引き取れないことを伝えておきましょう。

保護犬を迎える場合トライアル期間があり、実際に暮らして相性を確認できるのが良い点(提供:gettyimages)

 犬と猫の場合、先住犬の性格による部分が大きいと感じます。例えば犬が物や場所を守るタイプなら、猫が近づいてきたときに攻撃するかもしれません。逆に猫が追い詰められて犬を攻撃する危険もあるので、多頭飼いを避けたほうが無難です。

 縁があって猫を迎える場合は、多頭飼いが成功するように下記のように環境を整えてから対面させてください。我が家で子猫と成猫を保護したときも、犬たちとの対面は慎重に行いました。

<先住犬と猫の対面の流れ>
1:猫が立体移動したり隠れたりできるように、高さのある大きめのキャットケージを用意する。
2:猫がキャットケージの中で落ち着いたら犬を連れてくる。猫が犬を襲う可能性があるため、必ずキャットケージを使う。
3:猫がキャットタワーなどの高いところや隠れ家から部屋にいる犬を見る時間をつくる。
4:交代して、犬をクレートに入れて猫が部屋にいる時間をつくる。徐々に互いの存在を認識させる。
5:対面させるときは犬にリードをつけてから、猫と高さのあるペットゲートなどを間に挟んで合わせる。
6:3、4、5を繰り返して距離を縮めていく。

犬と猫ではそれぞれの性格によってうまくいくかどうか決まる(提供:gettyimages)

 多頭飼いを成功させるために飼い主さんに知っておいてほしいことをお伝えしました。相性チェックや対面の手順どおりにできれば理想ですが、実際は縁があって迎えることになる場合も多いですよね。また、多頭飼いをしている先輩の飼い主さんに「1匹も2匹も変わらない」と言われて2匹目を迎えたけど、思ったよりも大変だったという話をよく耳にします。慣れるまでは大変ですし、思いもしなかった悩みを抱えるかもしれません(3匹になるともっと大変です)。

 とはいえ思いどおりにいかないことも多頭飼いのだいご味。家族全員が幸せな暮らしを送れるように、困ったときはすぐにドッグトレーナーに相談してください。私はしっかり手と時間をかけてあげられるなら、多頭飼いをおすすめします。

金子志緒
ライター・編集者。レコード会社と出版社勤務を経てフリーランスになり、動物に関する記事、雑誌、書籍の制作を手がける。愛玩動物飼養管理士1級、防災士、いけばな草月流師範。甲斐犬のサウザーと暮らす。www.shimashimaoffice.work

sippoのおすすめ企画

sippoの投稿企画リニューアル! あなたとペットのストーリー教えてください

「sippoストーリー」は、みなさまの投稿でつくるコーナーです。飼い主さんだけが知っている、ペットとのとっておきのストーリーを、かわいい写真とともにご紹介します!

Follow Us!
編集部のイチオシ記事を、毎週金曜日に
LINE公式アカウントとメルマガでお届けします。


動物病院検索

全国に約9300ある動物病院の基礎データに加え、sippoの独自調査で回答があった約1400病院の診療実績、料金など詳細なデータを無料で検索・閲覧できます。