福島原発事故の立入禁止区域で保護した猫の「ゆず」 今は大所帯で幸せいっぱい!
<sippoストーリー>
ゆず/男の子/MIX/6歳
普段の呼び名:ゆず
飼い主さんのニックネーム:ひろろん
■名前の由来はなんですか?
庭にある柚子の木から名付けました。
■出会ったきっかけはなんですか?
福島原発事故で立入禁止区域となった隣町の農家から保護しました。原発事故から5年しか経ってないけど、たくましく生きる野良猫の子供たちを保護しなくちゃと思い、車を飛ばして保護に行きました。
■今回選ばれた写真はどんな時に撮った写真ですか?
3月16日11時過ぎに起きた地震直後の写真です。揺れに驚いてどこかへ隠れてしまった4にゃんを家族4人で探しキャリーに保護。リビングを片付け、ようやくキャリーから出してあげた時です。ちょっと表情が固いのはまだ余震も来ていたし、緊張してたんだと思います。ちゅーるとカリカリご飯を食べて、ちゃんとトイレも出来て、ホッとしながら撮りました。
■ペットとの忘れられないエピソードは?
ゆずのほか、「アン」「ココ」「くう」の計4匹の猫と暮らしています。ゆずは家族が出かける時や帰って来た時、お客さまが来た時は必ず玄関に来るのでうちの「営業部長」、子分のくぅちゃんを「営業係長」と呼んでます。複数いるとお互い気を使っているのか、甘える時間帯をちゃんと分けているようで、朝の甘えん坊はくぅちゃんとゆず、夜リビングのソファではココちゃんがひざから離れず、夜一緒に寝るのはアンちゃんが布団の中、くぅちゃんは布団の上、と決まっています。話し合ってるのかなぁっていつも不思議に思ってます。
■ペットと一緒に暮らし始めて、あなたに起きた変化はありますか?
小さい時からいつも猫がそばにいてくれていました。結婚後は16年間犬を飼っていましたが、亡くなって寂しかった時出会ったのがゆずとアンちゃん、ココちゃん、そして母が亡くなった直後に出会ったのがくぅちゃんです。みんなとの出会いは運命だと思っています。猫は家族であり、癒やしであり、なくてはならない存在です。
■他の飼い主さんに薦めたいグッズは?
最近買ったのですが、リュック式のペットキャリーです。多頭飼いでもしも何か起きた時、背中に背負って保護できるので、安心のグッズだと思います。
■オススメのおでかけスポットは?
くぅちゃんを保護してくれた豆柴君と友人は福島市飯坂町に住んでおり、「花ももの里」という桃の花と菜の花が咲くとてもきれいな公園でいつも散歩しており、おススメだそうです。あとは「四季の里」という公園もバラが見事なお出かけスポットです。
■最後に、ペットへのメッセージをお願いします
ゆず、いつも家の中のパトロールご苦労様。女の子たちを守ろうと奮闘してる割には怒られてパンチされているけどめげないところが大好きだよ。 アンちゃん、あんまりゆずを怒らないで優しくしてね。ココちゃんはゆずとアンちゃんには優しいけど、イタズラばっかりするくぅちゃんには手厳しいね。でも、くぅちゃんが初めてうちに来た時最初に受け入れてくれた優しいお姉さん、これからもくぅちゃんをよろしくね。くぅちゃん、マイペースでイタズラばっかりするけど可愛いくてみんなのアイドルだよ。肝炎のお薬もちゃんと飲めて偉いよ。いつまでも元気にイタズラしてね。みんなずっとずっと元気でいてね。
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